スピリアルな世界を目指すオーストラリアのクリスタルと占星術とオーラソーマの店、そしてセプタグラムソウルジャーニーコーチングのガイアハウスのマキです。

 

 

私は日本で日本史の教員免許を持っているのですが、大学での選考が民俗学であったために日本の神話が大好きです。

 

そして、

 

大学を出てからはアカデミックな世界とは全く別の道に進み、センシブルになってからはギリシャ神話に魅了されていきました。

 

 

その結果、

 

この二つの神話には、待った同じストーリー?と思えるような似通った神々の話がいくつも存在していることに気がつきました。

 

 

今日はそのうちの一つ、

 

『イザナキとイザナミの話』です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、日本の国造りに最も貢献した偉大なる2柱です。

 

神世七代は天照大御神を含む日本神話における神々の系譜や世代を表す言葉が、日本神話では主要な神々の世代がこのように七つに分けられています。

(ここでもやはり神にまつわるレベルは7つに分けられるんですね。宇宙につながる数字はやっぱり7!)

 

その最後に生まれたのがイザナキとイザナミで、

 

それ以前に誕生している天津神一同に『漂っている国土を整えて作り方固めよ』と言われて渡された神聖な矛を使って、天地の間にかかる天浮橋に立ち、

 

矛を下ろし、

 

ぐるぐる漂っている海を掻き回した話は有名ですね。

 

このようにして鉾の先から塩水が落ちて積み重なって島となったのが、日本の最初の国土です。

 

そして、男女の性別を持った初めての神様としても有名です。

 

つまり、初めて夫婦として男女が交わったのもこの神が最初なのですね。

 

こうして2柱は次々と神々を産んでいきます。

 

そのテーマでもかなり興味深いお話しがいろいろあるのですが今日のテーマはそこではないので全部すっ飛ばして、

 

最後に産んだのが火の神であるヒノカグツチでした。

 

 

 

 

流石に火にまみれて命を落としてしまうのです。

 

この世をさったイザナミは黄泉の国に行きます。

 

一人残されたイザナキは深い悲しみに暮れ、ついに黄泉の国を訪問することを決意するのです。

 

そして、暗くて長いトンネルを手探りで進みなんとか黄泉の国の御殿に辿り着きます。

 

 

すると、御殿の入り口が開き、中からイザナミが出迎えます。

 

ただし真っ暗闇ですからその姿は見えませんが、確かにイザナミだとわかります。

 

二人は再会を喜び、イザナキはもう一度現世に帰り、国づくりの励もう!とイザナミを誘います。

 

 

でもイザナミは『黄泉の国の食事を食べてしまったので黄泉の国のものとなってしまった今となってはそれができない。

 

 

食事を取る前に来てくれればよかったのに、、、』と言います。

 

ですが、二人は諦めきれず、イザナミは黄泉の国の王と相談してくるから待っていてと言います。

 

その間、御簾の中を絶対にのぞいてはいけないと念を押します。

 

でも、なかなか出てこないのでイザナキは痺れを切らしてのぞいてしまうのです。

 

 

 

 

すると、そこには無数のウジや蛇が集った醜いイザナミの姿がありました。

 

変わり果てた妻の姿を見て逃げ出し、イザナミはそんな夫に激怒し追いかけてくるなか、なんとかイザナキだけ地上に戻ることができた。

 

というお話です。

 

 

 

 

そして、

 

ギリシャ神話にも似たようなお話があります。

 

アポロンの息子、竪琴の名手オルペウスとエウリュディケのお話です。

 

オルペウスの妻エウリュディケが毒蛇にかまれて死んでしまいます。

 

そこで、オルペウスは妻を取り戻すために冥府に入ります。

 

そこで界の王ハデスとその妃ペルセポネーの王座の前に立ち、竪琴を奏でて妻を返して欲しいと訴えます。

 

そのオルペウスの悲しい琴の音に感動したペルセポネにハデスは説得され了承します。

 

ただし、一つ条件をつけます。

 

「冥界から抜け出し地上の光に戻るまでの間、決して後ろを振り返ってはならない」というものです。

 

でも、エウリュディケーを後ろに伴い帰路のついたオルペウスですが、

 

目の前に光が見え、冥界からあと少しで抜け出すというところで、妻がついてきているか不安になり、

 

約束を破って後ろを振り向きいてしまうのです。

 

その途端、彼女は冥界に吸い込まれてしまい2度と戻ることはありませんでした。

 

 

という話です。

 

 

 

どちらも冥界に行った妻を取り戻しに行きますが、

 

見てはいけない、振り返ってはいけないと言われている世界を見てしまったために大事なものを永遠に失うことになってしまったのですね。

 

 

また、

 

イザナミは黄泉国の食べ物を口にしていたために地上に戻ることができ無くなってしまったのですが、

 

ギリシャ神話でも、のちに冥界の女王となったペルセポネは、母親であるオリンポス12神の一人、大地と豊穣の女神であるデメテルが取り戻したにも関わらず地上に戻ることが許されなかったの理由が、

 

冥府で石榴(ザクロ)を食べてしまったからでした。

 

本当は、柘榴はスピリチュアリティでは重要な食べ物なんですけどね。詳しくはこちら

 

 

 

ただし、食べたのは柘榴の3分の1だったために、一年のうち3分の2だけは地上に戻ることが許されたのですけどね。

 

デメテルが娘と過ごす春夏秋は植物が育ち、ペルセポネが冥界に変える冬はデメテルが悲しんで仕事をしないので草花が枯れるわけです。

 

 

ちなみに、ここにも深い話があり、以前こちらで詳しく書いています。

 

 

このように、各地の神話には共通の話が多いのです。

 

天照大神の話と同じような話がこのデメテルにもありますから。

 

 

神話が似通っている理由はいろいろな説がありますが、本当のところはわかっていません。

 

ただ、私たちは神話からのメッセージを受け取ることができ、昔話や神話の中には私たち人間に何か大切なことを教えるためのストーリーとなっていることもありますから、

 

自然とに通ってくるのかもしれません。

 

 

 

今回のこの二つのストーリーは、

 

黄泉の国や過去のように暗くドロドロしたものがある時、そこを振りかえってみてはいけないということです。

 

 

光が見えたら光の出口まで一目散に駆け抜けることです。

 

決して振り返って暗闇に戻ってはいけないということなのですね。

 

 

でも、

 

人はどうしてもそれを見たくなるものなのですね。

 

そして、お迎えが来てもその世界にいすぎてしまったら、物を食べてしまったらもう戻れないというのも象徴的です。

 

過去に、そして暗闇に長居してはいけないのです。

 

ちらっと経験するつもりでも、そこに長く良すぎると戻ることができなくなってしまいますから気をつけましょう。

 

いつも、光のあるところにいたいですね。

 

 

 

オルペウスの話を意識して光が見えたら決して光から目を逸らさないことを思い出しましょう。

 

たとえ不安になっても、皆がついてきているか?確かめたくても、

 

完全に光の元に辿り着くまで、過去を、闇を、後ろを振り返らないように♪

 

 

そして、占星術でも、経済的にも、6月はビジネスプランの編成期!

 

ここから1年の仕事運を上げるヒントは双子座の新月にあり!

 

ということで、本日いよいよオンライン双子座の子月からのメッセージを伝えるお茶会です。

(オンタイム受講できなかった方は、明日、動画リンクゲットのご紹介をしますので明日のブログを忘れずチェックしてね)

 

そこに書かれていることは、まさに今日のブログの記事のメッセージと重なります。

 

ここから、怒涛の天体逆行祭り期に入ります。

 

最初にお話ししていたように、今年は前半と後半で波動がガラッと変わります。

 

前半足踏みしていた人は、ここで頑張らないとますます後退してしまいます。

 

光がどんどん小さくなって見えなくなる前に調整の必要があります。

 

前半調子が良かった方は、更なる土台を作るチャンス!

この逆行期はかなり良い方へ利用できるかと思いますよ。

 

 

 

 

セプタグラムソウルジャーニーコーチング®️セッションで使用しているマットにも、セプタグラムソウルジャニーコーチング®️講座で取り組む宣言にも

 

風の時代に幸せになる秘密の七芒星シンボルを使っています。

 

 

この七芒星は『光』という漢字が神聖幾何学となったものです。

 

 

 

古代では絵が文字になっていました。

 

『火』は頂点を結べば五芒星になります。

 

水は六芒星になります。

 

土が三角で、風が四角になります。

 

 

そして、七芒星の頂点を結べば『光』になる。

 

(7のパワフルさについてはこちらからご覧くださいね)

 

 

私も光を見失わないように、毎日毎日このシンボルを眺めています♪

 

 

 

 

私の場合はスティッカーを携帯に貼ってまーす。

 

 

お水のボトルには水に波動を転写するために3枚とも貼ってます♪

 

 

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