スピリアルな世界を目指すオーストラリアのクリスタルと占星術とオーラソーマの店、そしてセプタグラムソウルジャーニーコーチングのガイアハウスのマキです。
セプタグラムソウルジャーニーコーチング講座では『風の時代に夢を叶える方法』を知識としてだけでなく、ホームワークに取り組みながら体験として学ぶことができます。
知っているだけで取り入れてないとか、わかっているけどやってないということがないよう構成されているのが風の時代の講座の特徴だからです。
そして、土の時代のメソッドと風の時代のメソッドの大きな違いは『掘り下げワークをしない』ということでもあります。
勿論、ソウルの本質の自分を取り戻すまで逃げずに諦めずに硬い岩を壊し続ける努力は必要です。
このどちらも気をつけながら進む方法はこちらに書いた通りなのですが、
この投稿のシェアにFacebookでいただいたコメントの中にも（講座など開催している方が多いので）、
『なかなか上昇しにくいクライアントさんが過去の手放しに意識が向きすぎている場合がある』というものがありましたので、改めてそのテーマで今日は書いてみたいと思います。
でも、土の時代に流行ったような感情や過去やインナーチャイルドを掘り下げていくワークでは、逆にそこにアタッチして手放せないということが起こりがちだからです。
大学で心理学を学んでいたときに『なるほど！』と思ったことの一つは、『人の心理は不思議なもので、何かを手放そうとすればするほど手放せなくなる』ということです。
手放すためにはその対象を見る必要があり、人は視点の先にあるもの、見たものに自動的に固執してしまうのです。
ゴルフをする方はわかると思うのですが、
『バンカーに入れないように、入れないように、、、、』と思えば思うほどバンカーを見てしまい、見た方向にエネルギーが流れ出し、余計にバンカーに入る確率が増えてしまうのです。
バンカーに入れたくない時はバンカーのことを一切考えずにグリーンに立っている側だけを見てプレイをする方がバンカーを回避できるのですね。
スピリチュアリティやライフコーチ資格、ポジティブ心理学の勉強をする中で、昔学んだ王道の心理学の学びと一致するものを発見していくのも楽しみの一つなのですが、
エネルギーの学びをしているときに『手放そうとすればするほどそれを強く握りしめてしまう』という気づきがあり、まさに同じことを言っているわけです。
セルフエスティームの為の感情デトックス講座でもお話ししますが、お母さんたちが子供にしてほしくないことを想像したり言葉に出したりすることで、現実がよりそちらの方向に向かってしまうというのもエネルギーの流れを知れば納得できること。
遠くから走ってくる子供を見て
『こけるから走っちゃダメ！』
グラスのコップを持って歩いてくる子供を見て
『こぼさないようにね！』『落とさないようにね！』
も同じこと。
こけること、こぼすこと、落とすことを手放す為の思考が逆にそっちの方向にエネルギーを流しているのです。
『エネルギーは思考にしたがう』というのがスピリチュアリティの学びで教わる原理の一つですから。
こけることを手放したいなら、『こける』という対象を無視してただ前を向いて進み続ける方が効率的な手放しになるということですね。
私はこれを『お風呂の中に浮いているダックさん』に例えてお話ししたりもします。
湯船でコツコツ当たる黄色いダックが気になれば気になる程まとわりついてくるし、手放したくて押せば押すほど自分に戻ってくるけれど、
ダックのことを忘れて鼻歌でも歌っていれば、湯船の端の方に言ってくれるものなのです。
先日『ゲームや漫画はよくないもの』と育った土の時代の大人が風の時代に生まれた子供たちの学び方を否定することの危険性についての投稿をしましたが（こちらから読めます）
これも同じで
『ゲームや漫画ばかり見てると頭が悪くなる』とか『体に良くない』という思考を親が持っていれば持っているほど、子供はそれをやめにくいということです。
勿論、フィジカルに無理やり取り上げたり強制終了はできますが、そのようにして終わったものは、子供たちがフィジカルにも大きくなり自立したときに、後々ネガティブな反応として戻ってきてしまいますからね。
『ゲームや漫画は悪いものだからその時間を手放してほしい』という思考をそもそも持っている親からの言葉や態度がより、その対象にエネルギーを注いでしまうわけですねぇ。
人間の心理というのはそのようにできている。
取り上げられそうになると自然とそれにしがみつく。そしてしがみつき続ける。
与えられると満足レベルに達したときに自分で手放すことを学んでいくようにできているということですね。
ということで、
手放したいものがあるなら手放そうとしないことです。
手放す為のワークをしすぎないことです。
目指すグリーンに刺さっている側だけを見てプレイしていくことです。
それでもどうしてもバンカーを見てしまう癖がついている人も多いでしょう。
この癖をなおす練習は確かに必要。
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そして、
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