こんにちわ、AIJスタッフのKyokoです照れ

 

今回は、「持病があるけど、オペアって出来るのかしら…?」という疑問にお答えします。

 

まず、オペアプログラムに参加するためには、「心身共に健康であること」というのが条件でして、

 

それを証明するために、「メディカルフォーム」と言う書類を提出する必要があります。

 

メディカルフォームの書き方についてはこちら:

 

オペアプログラムへの提出書類:メディカルフォーム

 

 

条件の一つに「心身ともに健康であること」という文言がある以上、

 

持病があって、治療中の場合、その病気の種類によってはお申込み時点からお断りせざるをえない状況もあります。

 

 

例えば、かなり難しいのは、メンタル系の持病や、休み休みじゃないとオペアの仕事ができないような病気です。

 

抗うつ剤や、抗不安薬、気分安定剤を飲んでいたり、

 

慢性腎炎とか、膠原病とか、少し無理をしたり疲れがたまったりすると仕事を休まざるをえない、という状況では、

 

残念ながら参加が難しいです…。

 

 

さすがに、メンタル不調期や、身体の具合がすこぶる悪い時に「オペアプログラムに参加しよう!」という気分になることはほぼないと思うのですが、、

 

薬を飲んで、身体の調子が整ってくると、

 

「薬を飲んでさえいれば、オペアプログラムにも参加できそうだ」と感じる人もいるかもしれません。

 

 

確かに、薬を飲んで安定した体調をキープできていれば、ぱっと見は、一般的な人となんら変わらないのだと思います。

 

むしろ、一度病気になったからこそ、その病気とのお付き合いの仕方をよく心得ていて、

 

日常生活でも無理をしすぎず、上手く立ち回れるのかも、とも思います。

 

 

だけど、

 

私たちが心配なのは、やはり、「万が一、具合がとても悪くなってしまった時」です。

 

 

というのも、

 

「海外で暮らす」「ホームステイ(他人との同居)をする」「ベビーシッターをする」って、

 

思っている以上に、じわりじわりとストレスが溜まるんです。

 

 

そりゃ、個人個人によって、ストレスのたまり方は違うと思いますが、

 

英語が伝わらない、

 

家で食べたいものが食べられない、

 

車が自由に使えなくて好きな時間に外出できない、

 

ゆっくりお風呂に入れない、

 

ホストママが神経質で小うるさい、教育方針が合わない…などなど。。

 

 

もちろん、楽しい部分の方が大きいですし、子どもは可愛いのですが、

 

1年もひとつ屋根の下で生活すれば、思いがけず、大きなトラブルが発生したりする、というのも「オペアあるある」なんです。

 

 

 

そして、もし、ストレスが溜まった時に、気持ちを上手に切り替えることができなかったら、

 

身体を壊して、持病を悪化させてしまう可能性が高くなります。

 

 

そんなとき、「オペアって、有給休暇もらえるんでしょ?休めばいいじゃん!」と思うかもしれないのですが、

 

有給休暇を急に使おうとすると、ホストファミリーは、別のベビーシッターを急遽探すか、

 

自分たちが休んで子どもを面倒見る必要性が出てきますし、

 

そんなリスクのあるオペアを雇おうなんて思える寛大なファミリーは、残念ながらほぼいない…のが現状です。

 

 

 

普通に生活をしていれば支障はないのに、持病があるせいで米国のオペアプログラムに参加できなかった、ということがあると本当に悲しいと思うのですが、

 

ホストファミリーに迷惑をかける可能性が否めないような持病を持っている場合、

 

どうしても、プログラムへの参加をお断りせざるを得ないこともある、点をご了承頂ければと思っています。

 

(※持病の種類や、症状の程度によって判断が変わりますので、個別にご相談ください。)

 

 

実際に、「あなたの場合、オペアプログラムには参加させてあげられません…」とお断りをしたこともあって、

 

本当に、そういう時は切ない気持ちで一杯なのですが、、

 

 

そもそも、アメリカに滞在する道は、オペアプログラムだけではありませんし、

 

アメリカにこだわらなければ、英語圏ならイギリスやオーストラリアでのワーホリでオペアをするという手もあります。

 

 

オペアプログラムやアメリカという国にこだわらず、海外滞在する方法をもっと広く探索してみてもいいかもしれませんね!

 

 

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Kyoko