こんにちは!コロラドでオペアをしているはづきです🌼
今回はオペアプロとして感じることについて
オペアプロ(Au Pair Professional)は通常のオペア(Standard Au Pair)よりさらに高い保育スキルと経験を持つ人として登録することができます🌱
具体的には保育士資格や幼稚園教諭免許、小中学校の教員免許を持っていてフルタイムで2年以上の勤務経験がある方が対象で、看護師免許を持っている方は保育経験や英語力も加味しオペアプロかスタンダードオペアになるかが判断されます。
スタッフ注:
他の医療系資格でもオペアプロと認められる場合がありますので、詳しくはお問合せくださいね。
大きく違うのは、週給が通常195.75ドル以上のところ、250ドル以上になることです
これはオペアAIJが提携しているAu Pair Internationalの場合で、同様のカテゴリーは他のエージェンシーにもありますが名称や対象となる方の基準、待遇などはそれぞれ違います。
私が実際にインタビューを受けたり、ホストファミリーと過ごす中でこれはオペアプロならではだなと感じることは、
- 年齢が低い、子どもの数が多い、障がいや特別なケアが必要な子ども(Special needs)がいるファミリーからオファーが来やすい
- 保育の中で教育的な事や製作を求められる
- 子どもの発達や応急処置に対し専門的な知識を持っている事を期待される
特にプロフィールを公開して驚いたのが、障がいをもつ子どもがいるファミリーからのオファーの多さです。障がいの種類や程度は全然違いますが、例えばダウン症やADHDが多い印象です。すでに療育などに通っている場合と、マッチしてみたら実は...という場合もあるのでインタビューで聞く事をおすすめします(センシティブな内容なので角が立たないように聞きましょう)
また、2歳未満の子どもをお世話するには2歳未満児の保育経験だけで200時間必要ですが、保護者からすると必要最低限だけでなくできるだけ多くの経験があるとより安心して預けられますよね。そういったファミリーからも需要があります!
どのように子どもをお世話するのか、製作などのアクティビティをしてくれるのかどうかはインタビューで聞かれますし、経験があるとプロフィールの写真や動画でそういったことをアピールすると、興味を持ってもらうきっかけになります
ただ、オペアプロだからといって完璧な保育をしなければいけないわけではありませんが、
- どのような事を期待されているのか
- これは得意ではない、あまり経験がないのでしたくない
- 育児に対してどのような考え方を持っているか
などの点はお互いにクリアにしておいたほうがいいでしょう。
日本の教育に慣れている人にとってはアメリカ式はとても甘やかしているように感じてしまったり、トイトレ方法やスクリーンタイムに関してなど、育児に対する考え方は実際に家庭に入ってみると自分の考えとのギャップが起こりやすく悩みの種になります...。知識や経験があるからこその悩みですねこういった事を含めてマッチする前に明確にしておくと、渡米後の不安やトラブルの元を防げると思います
一方でデメリットまではいきませんが、オペアプロはスタンダードオペアよりもお給料を週50ドル以上多くいただくので、子どもの送り迎えがメインの仕事でほとんど運転だけなのでオペアプロの経験までは必要としていない、というようなファミリーからは需要がありません。
そして特に保育経験がある人によくある悩みが、この場面ではこのような言葉掛けをすると効果的だと分かっていても、英語でなんと言おうか...と悩み、考えている間に伝えるタイミングを逃すことです。やはり、英語力はどの場面においても必要だな...と感じますね。
子どもたちには日本で話しかけてほしい、家族の会話も日本語でというファミリーもいるので、不安な方や自分の経験をより活かしたいという方には日系ファミリーという選択肢もありますよ🙆🏻♀️
マッチングにおいて両者にとってプラスな関係になれるファミリーを見つけられるといいですよね🫶🏻
最後まで読んでいただきありがとうございました。準備中の方、現役の方にも参考になれば幸いです