与那国フィールドノート -527ページ目

アカナガイトトンボ

アオナガイトトンボと同時に見られるのが、1文字違いのアカナガイトトンボ。

2種は同属で、アカナガイトトンボの方がやや大型で、沖縄諸島以南から見ることができます。

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アオナガイトトンボが僅か数地点でのみしか確認されていないのに対し、アカナガイトトンボは森林内を流れる小さな沢、水田に流れこむ水路など多くの場所で見ることができます。

ウラナミシジミ

宇良部岳山頂で交尾するウラナミシジミを見つけました。

海岸付近で見ることが多いのですが、宇良部岳山頂ではなぜかよく見かけます。

本来は南方系のチョウですが、飛翔力がたいへん強く春から秋にかけて海を越えて分布を広げ、渡来先で繁殖します。

このチョウもまた、越冬可能な地域がどんどん北へ広がっているチョウのひとつです。

アオナガイトトンボ

台湾、東南アジア、オーストラリアなどに広く分布するアオナガイトトンボは与那国島が分布の北限です。

オスが鮮やかな青い体色をした大型のイトトンボです。


よく晴れた午後、生息地ではパトロール飛翔する複数のオスと交尾中のペアが2組、そのほかに産卵中のメスを1頭観察できました。

産卵はオスと連結した交尾姿勢のまま行う場合と、メスが単独で行う場合があります。


交尾ペア5/9


イトトンボ類の交尾は独特のハート形になります。

雄が腹端の尾部付属器でメスの前胸を挟み、メスは腹端の交尾器をオスの副性器(あらかじめオスが精子を移動してある)に合わせることで成り立ちます。



ためらう事なかれ、決定的瞬間を撮らえるために!・・・とほほ