与那国フィールドノート -529ページ目

アカスジカメムシ

花が散り、実が膨らみだしたセリの上で、1頭のアカスジカメムシを見つけました。

このようにポツンと一頭で見られることは少なく、海岸近くに生えるハマウドの花の上で群れているのをよく見ます。


ん?そういえば、今年の春はハマウドは花を咲かせていただろうか・・・


ハマウドは春が近づくと急激に勢力が増し、青々とした大型の葉を広げ、白色の小さな花を長い花序に密に咲かせるので、海べりの道路沿いではとてもよく目立ちます。


梅雨の始まりを予感させる天気の中、過ぎゆく春の記憶を辿ってみましたが、今年は見た記憶がありません。

天候不順の影響があったのでしょうか。






アサギマダラ

アサギマダラは季節移動をするチョウとして有名です。

春には北上、秋には南下の旅をするのです。

与那国島では10~5月にかけて見ることができます。

現在見られるものは北上の旅の途中に与那国島に立ち寄ったものでしょうか。

それとも、与那国島で生まれ、これから北へ出発するものでしょうか。

詳しくは解りませんが、翅は瑞々しく、羽化して間もない感じです。

ホソセスジハムシ

ショウロウクサギの葉を食べるホソセスジハムシの数が増えてきました。

これから6月下旬頃まで見ることができます。

集団になり、葉の表面を囓り取るように食べて穴を開けます。

ゆらゆらと、まるでハエのように木のまわりを飛んでいる個体も多く見られます。

ショウロウクサギは与那国島方言でツァリバグと呼ばれ、葉はヤギの餌として定番の植物です。


アヤミハビル館にも人気者のヤギがいます。

「悪いね。」

虫好き人間は、ホソセスジハムシにそっと告げて、今日もヤギのためツァリバグを刈ります。


アヤミハビル館のヤギブログ→http://ameblo.jp/muramatsu0520