与那国フィールドノート -530ページ目

ヤエヤマムラサキ

今年最初のヤエヤマムラサキに出会いました。

八重山に縁の深そうな名前ですが、実は東南アジアなどから偶然やって来る迷蝶です。

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古くから毎年のように八重山諸島に飛来し、繁殖もするのでヤエヤマ~と名付けられたのですが、低温に弱い彼らは、冬が来るとすべて死んでしまいます。

温暖な八重山で!?

意外な気もしますが、リュウキュウムラサキというよく似た蝶も、毎年同じことを繰り返しています。

しかし、温暖化が叫ばれて久しい近年、彼らの挑戦が可能になるのも、そう遠くはないような気がします。

ヤエヤマナガハナアブ

今日はハチの威をかるアブの登場です。

ハチへの見事な擬態を見せてくれるのは、ヤエヤマナガハナアブ。

春から初夏にかけて、日当たりの良い沢のそばでホバリングしているのをよく見かけます。

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ハチと区別する一番のポイントは翅が2枚であるということです。

アブやカなどが含まれる双翅目の昆虫は、後翅が退化しています。

一方、ハチが含まれる膜翅目は、前翅、後翅、合わせて4枚の翅がしっかりとあります。

ツマキカノコ

今まさに飛びたたんとするのはハチ・・・ではありません。

ハチの威をかるガ、ツマキカノコです。

典型的なハチ柄の体は、天敵に捕食されにくくする効果があると考えられます。
春と秋に成虫が現れる昼行性のガで、色々な植物の花を吸蜜のために訪れます。