与那国フィールドノート -501ページ目

台風翌日

昨日、午後から猛威を振るうはずだった?台風7号はあっけなく熱帯低気圧に。


夜には風も収まり、ヨナグニサンの羽化も無事に行われたようです。

昨晩、羽化したと思われる雌に、雄が飛来して交尾中です。

通常なら第3化の羽化が始まる頃です。

けれども、今朝見つけた雌は第2化の残り繭から羽化した個体です。

雄は確証はありませんが、まわりの幼虫の成育状況から推測すると、同じように第2化の個体と思われます。

成長が遅れている上に、数がとても少ない第3化の幼虫。

ようやく終齢幼虫になり始めたところです。(後ろに見えるのが脱皮殻)



リュウキュウカネタタキの♂

台風6号が去って早くも7号が来そう。

今夜から明日にかけて、与那国島には最も影響がありそうな感じです。



風は強くなってきましたが、つかの間の散歩を決行。


うまく伸びきることができないクワの葉の隙間にリュウキュウカネタタキを発見しました。

成虫はこのようにくるまった葉の隙間に潜んでいることが多いようです。


そして、大抵♂♀ペアでいます。

左で頭隠して尾毛隠さずなのが♀、右で全身が見えているのが♂です。


注意深く葉を広げると・・・


残念。♀はジャンプして姿をくらましてしまいましたが、前回紹介できなかった♂は直下の葉に着地です。

どうです。♀と比べるとずっと可愛らしい姿をしているでしょう。オレンジの短い翅がオシャレ。腹部の黒いラインもポイントになっています。


お知らせ:アヤミハビル館ホームページ更新しました。

ヒナカマキリ

ヒナカマキリは日本でいちばん小さなカマキリです。

森林性のカマキリで地上や下草の上を敏捷に活動し、小さな昆虫などを捕食します。

成虫になっても翅が小さなままなので飛ぶことはできず、ピョンピョン跳びはねます。

ただし、となりの台湾では長翅型の雄も見つかっているそうなので、与那国島でも可能性があるかも。

こちらをギロリ。

小さいながらもカマキリの貫禄を見せるヒナカマキリ。


で、どれくらい小さいかというと・・・
これでも♀の成虫です。

琉球では♂♀均等にいますが、本土(本州以南)では♀の数が極端に少なく、単為生殖をしている可能性があります。