与那国フィールドノート -499ページ目

マダラコオロギ

道中、足元から跳び出したり、下草の上に乗っているのは、マダラコオロギです。

名前もコオロギ、見た目もコオロギですが、マツムシ科に属します。

ジジッ、ジジッ・・・時々成虫の鳴き声も聞こえますが、姿が見えるのは幼虫ばかり。

例年ならほとんどが成虫になっていてもおかしくない時期ですが、今年は少し遅れているのかも知れません。

ヨナグニキノボリトカゲ

午後になって少し風が収まってきたかな。


ヤエヤマイシガメに会ってからさらに進みます。


視線を感じた先にはヨナグニキノボリトカゲが。

首の上の“トサカ”があまり発達していないところを見ると雌のようです。


体色は周囲の環境によって変化します。

特に雌は、鮮やかなグリーンにまで体色が変化するのですが、この陰鬱な森の中では暗い緑褐色になっています。

ヤエヤマヒトツボクロ

空は明るくなりましたが、今日も風は強いままです。



散歩もままならないので、8/15日のことを。


ヤエヤマイシガメに出会ってから少しすると、地上からヒョロヒョロと不思議な植物が伸びているのを見つけました。ヤエヤマヒトツボクロ(アオイボクロ)というランの花です。


狭い範囲に50本ほどがまとまって伸びています。


先島諸島ではわりと普通に見られるようですが、沖縄本島と北大東島では絶滅寸前の状態だそうです。

与那国島では少なく、今年は2つの自生地で7月上旬から花を咲かせているのを確認しています。



今の季節は葉はありませんが、花が終わると、幅10~20㎝もあるフキのような葉が生えてきます。