与那国フィールドノート -498ページ目

カバマダラ

昨日から久しぶりの晴れ間が広がっています。

しばらくは続くかな?と思いきや、天気図を見れば熱低が。明日の天気予報は曇り時々雨です。

この調子では、今月の日照時間は例年と比べるとかなり少ないものになりそうです。



放牧場でカバマダラを見つけました。

南西諸島の代表的なチョウのひとつですが、与那国島ではめったに見られず、土着しているとは考えにくい種です。台風8号の風に便乗して飛来した個体でしょうか。


観賞用の植物であるトウワタが食草で、竹富島では家の周囲に良く植えられているので普通に見ることができます。

環境を整えてやれば、与那国島でも増える!?



昆虫の写真を撮り始めて3年。ファインダー越しにカバマダラを見るのは初めてです。

何とか証拠写真をパチリ。本来はゆったりとと優雅に飛ぶチョウですが、こちらの気配を敏感に感じ取り、なかなか近づかせてくれませんでした。

おそらく開けた場所に単独でいたからでだと思われます。

昆虫はまわりに仲間がたくさんいる状況とそうでないときには、まったく違う動きを見せることがよくあります。




オカヤドカリ

せっせと歩くはオカヤドカリ。

“ただのオカヤドカリ”は最も内陸にまで生活範囲を広げているオカヤドカリ類です。

すべてといって良いくらいジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)を背負っています。ところが、この貝は悪名高い外来種です。持ち込まれる以前は一体何の貝殻を利用していたのだろう???

ずいぶんと沢沿いを歩くオカヤドカリが多いのが気になっていましたが、終点につくとご覧の通り。

石灰岩の窪みという窪みにギッシリとオカヤドカリが詰まっています。

全部で数百個体はいるでしょう。

前日までは大潮だったので、放卵のために集まっていたのかも知れません。

ミナミオカガニ

今日の探索コースも終点に近づいてきました。

沢底はドロでぬかるんで来ました。掘られた穴にサッと逃げ込む影はミナミオカガニです。


逃げ遅れた個体をパチリ。

甲羅の幅が8㎝を超える大型のカニで、なかなかの迫力です。


よく似たオカガニと区別するポイントは左右の挟みの大きさの違い。

ほら、左右の大きさがずいぶん違うでしょう。これがミナミオカガニの特徴。

オカガニは左右ほぼ同じ大きさなのです。