与那国フィールドノート -494ページ目

タイワンウオクサギの実

たくさんの昆虫が集まり賑やかだったタイワンウオクサギの花。

現在では直径5mmほどの果実をたくさんつけています。



果実はこれから黒く熟してきます。

ヤノヤハズカミキリ

今日は久しぶりの青空。

日差しがずいぶんと柔らかく、やっぱり秋なんだなあと実感。


風が強く、木々はかなり激しく揺さぶられています。

ふと、ギンネムの枝に目がとまり、違和感を感じました。

これぞ、虫屋の目。

枝の中央付近にヤノヤハズカミキリがしがみついていました。

おそらく、夜になるとおもむろに動き出し、活動を始めるのだと思います。

かなり強い力でしがみついているので、脚を一本一本剥がすようにしないと、木から離れません。

サキシマヌマガエル

沢の壁面で身構えるはサキシマヌマガエル。

目線のさきにはヨナグニハヤシウマが・・・

与那国島に生息する唯一のカエルですが、もともと与那国島に分布していたのではないようです。


1923年の新聞に、

「某教師が教材用に持ち込んだものが増え、今では害虫駆除にも役立っており、まさに一挙両得である。」

というようなことが書かれています。


外来生物が大きな問題となっている現在からすれば、時代を感じさせる記述です。

サキシマヌマガエルが定着したことによって、減少したり絶滅したりした生物はいたのでしょうか。


80年以上前にすでに定着していたのなら、今では知るよしもありません。