与那国フィールドノート -486ページ目

北からの使者

肌寒い日が続いていましたが、今日は風が治まって太陽も照り、気持ちの良い陽気となりました。


しかし台風15号の影響で、風景は殺伐、生き物の姿が少ないのは相変わらずです。

写真は与那国島の最高峰、宇良部岳へと登る道ですが、両側の樹木に葉はなく、電柱も暴風で傾いたままです。


見かけたチョウは、スジグロカバマダラ、リュウキュウアサギマダラ、オオゴマダラ、ルリウラナミシジミ、アカタテハ、シロミスジをそれぞれ1~数頭と、今年はじめてのアサギマダラを1頭です。

海を越えてやってきたとは思えない、傷みのない美しい翅をしています。

これから仲間が続々と与那国島に到着することでしょう。

ヨナグニマイマイ活発

台風直撃のあと、生き物の姿が少ないのは夜の森も同じ。

ただし、ヨナグニマイマイは例外のようで、夏枯れを過ぎた今、活発に活動しています。



倒木や石の下に隠れているので、台風の影響もほとんど受けていないのでしょう。

餌になるキノコもたくさん生えてきて元気いっぱいです。

サキシマヒラタクワガタ健在!

すっかり本土の冬景色のようになった森を歩いていると、

ショウロウクサギの幹に黒い物体がついているのが目につきました。

樹液を吸っているサキシマヒラタクワガタです。

冬季に見つかることもありますが、10月も中旬になると、とても少なくなります。

それがあの台風15号を乗り切って生きているのですから驚きです。

なぜか見つかるのは雄ばかり。


台風通過から2週間が経ち、樹幹からは新芽が芽吹いてきています。