与那国フィールドノート -484ページ目

ヤエヤマイシガメ 恋の季節

森の中を流れる沢。

木漏れ日に照らされた水面が激しく波打っています。


どうやら、ヤエヤマイシガメがいるようです。

はじめは獲物を捕らえて噛み付いているのかと思いましたが、交尾中のようです。

波は抵抗する雌が後脚で甲羅に乗りかかる雄を払いのけようとして起こっているのでした。

雄は前脚でガッチリと雌の甲羅を抱かえこみ、さらにクビの皮に噛み付いてガッチリ固定しています。

し雌はあまり乗り気でないようです。

水中で七転八倒です。

繁殖期は春といわれているようですが、この日は別の場所でも交尾中のカップルを見つけました。

こちらの雄は紳士的。雌はゆっくり呼吸もできる。





ヤシガニ

夜の森を歩いていると、闇の向こうから、ガサガサ、ガサガサ・・・と、音が聞こえてきます。

懐中電灯で照らせば、世界最大のオカヤドカリの仲間、ヤシガニが足早に逃げていきます。

活動が活発な季節のようで、頻繁に見つかります。


地上だけでなく、木にもよく登り、行く先を照らしたところ、ちょうど目の高さの位置にいて、ギョッ!とさせられました。

夏場にはアダンの樹上で熟した果実をよく食べています。


南牧場のソテツ群落

これが風光明媚な南牧場にあるソテツ群落の現状です。

見事にソテツの葉が赤茶けています。

あの猛威を振るったクロマダラソテツシジミも激減。

新芽はほとんど枯れ、新たに芽吹いたものも見つからないので、今後どうなっていくのでしょうか。注目です。



せっかく根付いて数本の葉を伸ばしていた若木も枯れてしまいました。

復活する体力はまだ蓄えていますでしょうか。

雌花では果実がたくさんできて、少しづつ落下するものも出てきました。

4、5ヶ月でこんなにも大きく堅い果実がたくさんできるとは、ソテツ恐るべし!