与那国フィールドノート -482ページ目

食わずイモを食べるのは・・・

クワズイモは名前のように、人間には食べることができません。

大きなイモができますが有毒、地上部の葉や茎に含まれる汁も有毒で、触れるとかぶれるので、草刈り作業などの時などには注意しなければなりません。


しかし、昆虫にはミドリスズメの幼虫、モリバッタなど好んで食べる種もあります。


秋に顕著な食べ跡が残るクワズイモの葉を見つけたのなら、たいていマダラコオロギの仕業です。

夜になり見回ると、食事中のマダラコオロギを観察することができます。

フカノキ開花

先日、開花が間近だと伝えたフカノキが開花しました。

枝先に淡い黄緑色の小さな花がたくさん。

いろいろな昆虫が蜜を求めてやってくると書きましたが、本日の来客は、小さなハエが少し。

強風と、今年いちばん?と思われる低温では仕方ないかも知れません。

クロツラヘラサギ

いよいよ冬なのか。

一日中、細かい雨混じりの北風が吹く冬特有の天気がここ数日続いています。


29日より、与那国島ではクロツラヘラサギが観察されています。

写真は昨日の夕方です。


サギ類の集まる水田の片隅にたたずむ4羽の異質な集団がクロツラヘラサギ。

顔面まで黒く、くちばしの先端がしゃもじ状に広がっており、ほかのサギ類とはすぐに判別がつきます。

おっと、いけない。

そもそもクロツラヘラサギはサギの仲間ではなく、トキ科に属する水鳥です。


ペタ、ぺタ、ペタ・・・という感じの足取りで歩き回り、時々、餌を探して嘴を水たまりに入れて探る。

どこかのんびりした動作もサギ類とは違います。

東アジアを中心に分布し、世界で1600羽あまりと推定される貴重な鳥です。

台湾に大きな越冬地があり、沖縄県内では毎年少数が観察されています。


アヤミハビル館ホームページ更新しました。