与那国フィールドノート -481ページ目

ツワブキも咲く。

ツワブキの花も咲きはじめています。

久部良岳山中の急峻な斜面には、まとまって生えていました。

こんなに森の深い場所だけでなく、海岸線の風当たりの強い草原、水田の畦などでもよく見られます。

葉柄を煮物などに利用するので、庭にもよく植えられています。


方言名はパァパ。

コウトウシュウカイドウと同じです。

別のグループの植物ですが、葉の形や、同じく葉柄を食材に利用するところが似ています。


そっと冬の訪れを知らせる花

全島を強烈な暴風にさらした台風15号ですが、久部良岳南の斜面はそれほど大きな影響を受けていないようです。

塩害に強いビロウ以外にも、多くの樹種で比較的葉が残っています。


そんな森の中を歩いていると、足元にアリモリソウの花を多く見るようになりました。


茎は高さ30~50㎝ほどで、先端に疎らに白い花を咲かせます。

うつむきかげんに咲く長さ5m程の小さな花で、のぞき込むと中央部がほのかに紅紫色を帯びています。



クロツラヘラサギその後

クロツラヘラサギが飛来して以来、出勤コースを南回りにしたりして、観察しています。

はじめのうちは4羽がともに行動していましたが、2~3日前から、群れを解きはじめ1羽で行動しているときもあります。

九州や沖縄本島では毎年少数が越冬します。

その個体数は増加傾向にあるようですが、与那国島には稀に飛来するだけで、長居もしないことが多いようです。

台湾には最大の越冬地があるので、そこからはぐれてきた個体の可能性があるかも知れません。