与那国フィールドノート -455ページ目

ブラーミニメクラヘビ

今朝も豪雨で起こされました。

トタン屋根はつらい。

雨は短時間でやみましたが、空に青はなく、全体が鉛色。


昨日の早朝散歩では、寒さの緩んだ空気とウグイスの声が春を感じさせました。

しかし、今日は一転、気温が低めで活動中の生物はほとんど目につきません。


早々に引き返す途中、ふと足元に目をやると、ブラーミニメクラヘビがシバの間を縫うように進んでいました。


こうしてみると、ミミズと区別がつきませんね。

でも手にとって観察すると、痕跡状の目があってチロチロ舌を出してヘビであることが分かります。

そして放した後の指先には、ヘビ特有の生臭い残り香が。


アリサンバライチゴ

昨晩から天候が不安定で、土砂降りになったり、晴れ間が出たりを繰り返しています。


午後一時現在、アヤミハビル館周辺では出勤後三回目の土砂降りです。

雨はごく短時間で止むと、再び青空が戻ってきます。

絶好の一六日祭日和!とばかりに墓地へ繰り出した人たちには悩ましい限りです。


さて、朝一番の散歩時、アリサンバライチゴの花を撮影しました。

与那国島と台湾に自生するノイチゴです。


今年は花が少なく、花びらが縮れたものばかりなのは、極端な日照不足が影響しているのでしょうか。


こんなおかしな花も見つけました。

通常5枚の花びらの一重咲きであるのが、八重咲き状になっています。

遺伝的なものなのでしょうか。気になります。



ハゼノキ

朝から雨が上がりました。


墓掃除のタイミングを逃した人たちにとってラストチャンス。

明日は十六日祭なのです。いわばグソー(後生)のお正月で、墓前に家族、親戚が集まってお酒、ご馳走を供えて祖先を供養します。小中学校も午後からはお休みです。


ぽっと明かりを灯したように山肌を染める木が目につくようになりました。

ハゼノキです。


真っ赤に染まる紅葉はたいへん美しいのですが、間近で眺めるときは要注意。

樹液に触れたり、人によってはそばを通っただけでかぶれることがあるのです。

方言ではハンギと呼び、この木でかぶれることを「ハンギマギ」といいます。