与那国フィールドノート -453ページ目

カモメ受難 その2

夕方近く、にわかに空が暗くなって来ました。

風も出てきました。

今日は朝から薄日が射すくらいの天気だったのに。

明日からは連続して晴れマークの予想。ぬか喜びに終わらなければいいけれど。


先日は油まみれのカモメが多いことを伝えました。

今日はもうひとつ、カモメたちの災難を伝えます。


カモメ類の群れがいる久部良漁港は、島人、観光客問わず手軽な釣り場として人気があります。

手軽でありながら数十㎏もあるガーラ(ロウニンアジ)が釣れることもある人気ポイントです。


でも、釣り人の中にはマナーの悪い人もいるようです。

それはカモメを見ていると分かります。

釣り針を飲み込んでいたり、テグスが脚に絡まっている個体を頻繁に見かけるからです。



餌をつけたまま放棄された釣り針を飲み込んだと思われるセグロカモメ若鳥。

翌日には脚を失ったウミネコ若鳥。


このようなカモメがあと2羽います。

釣り人はこれを見てどう感じるのでしょうか。

ヒメキランソウ

今日から3月ですが、寒い朝です。

10時現在、アヤミハビル館館内の温度計は16度を示しています。


春の訪れを実感させる花、ヒメキランソウ。

海岸近く多く、地上を這うように葉を広げ、紫色の花をたくさんつけます。

海沿いのシバ地では、まるで緑の絨毯に紫色のペンキをこぼしたような光景を作ります。


今頃はもう少し咲いていてもよいと思うのですが、まだ疎らにしか咲いていません。

気温が低く日照時間が非常に少ない2月でしたので、今年は全般的に植物の芽吹き、開花が遅れている印象です。

よく見れば、たくさんの蕾があることが分かりました。


信用してもいいのかな。地元の新聞の週間天気予報では、来週月曜日から晴れマーク続きです。

一気に開花して春らしい光景を見せて欲しいですね。


気になること

午後から細かい雨が降り出しました。

無風に近くとても静かです。しとしと。



さて、気になること。

今、久部良漁港にはウミネコとセグロカモメの10数羽の群れがいるのですが、ウミネコ数羽の羽毛に油がべったりと付着しているのです。ご覧のように。

ああ。自慢の純白の羽毛が。

羽毛の撥水力が失われ、これでは体温を保つことができません。



若鳥にもこんなのが。


これはおかしい。

島内各所の海岸線を見回ってみると、北海岸を中心に多くの廃油ボールが漂着しているのが確認できました。

ここはウブドゥマイ浜。

波打ち線の形に大きいものは成人男性のこぶしほどの大きさから、径1㎝に満たないような小さなものまであります。



怪しげなポリタンクの漂着が世間を賑わし、昨日は与那国島でも防災無線で注意を呼びかけていました。

しかし、現実に我が島に起こっている出来事を見た直後では、それもむなしく聞こえるだけです。


よその島では漂着していないのでしょうか。