昨日
昨日の休館日。
あまり天気は期待しなかったけれど、午後から青空が広がった。
樹上でけたたましく泣くインドクジャク♂。
やはり君の豪華絢爛な姿と鳴き声は与那国にそぐわない。
水田の畦でたたずむアオサギ。
もう、田植えの済んでない水田は少なくなった。
八重山毎日新聞に、石垣島でテッポウユリが咲き始めたという記事が載った。
与那国島でも10日前ほどから咲き出した。
不自然に小さな花や、背丈の低い株が見られるのは、2月の日照不足と低温が原因だろうか。
春の海辺を彩る花では、テッポウユリとの交代要員だ。
これほど見事に咲いているということは、テッポウユリが見頃になるのはもう少し先になる。
今年は例年より2~3週間季節の推移が遅れているようす。
3月とはいえ、もろに日差しを浴びては疲労感が増す。
先月漂着しはたくさんの廃油ボールが、日差しに照らされ溶けていた。
インドクジャク
夏日まであとちょっと。
午後3時現在24.1℃です。
久部良のナーマ浜では海水浴を楽しむ親子づれ、観光客の姿がありました。
場所はアヤミハビル館入口前の放牧場。
木陰で休むは、外来生物として悪名高いインドクジャクです。
繁殖期を迎え、ミャオー、ミャオーと甲高い声でけたたましく鳴きます。
一体あれは何の声?
はじめて耳にした人は島に不釣り合いな声にとまどいます。
与那国島では学校や個人で飼育していたものが台風で小屋が壊れるなどして逃げ出し、野生化したようです。
なぜそれが問題なのか?といえば、
農作物を食い荒らすほか、多種多様な生物を餌として食べているからです。
その中にはもちろん、地球上で与那国島にしか分布しない固有種も含まれています。
長い島の歴史の中で、突然現れた大型で強力な捕食者。
小さな島の生態系の中では上位にいるヨナグニシュウダ、キシノウエトカゲなども餌食となってしまいます。
なんと!あの硬い甲羅で覆われたヤシガニを食べたという報告もあるそうです。
僕が与那国島にやってきた12年ほど前には、すでに野生化していました。
しかし、その後、数が増えているかといえば、はっきりと把握できていません。
春の繁殖期は鳴き声や、開けた場所に出てくるので確認できますが、それ以外の季節は鳴かないし、姿も滅多に見せません。
数年前、同じ八重山の黒島に行った時に、あまりのインドクジャクの多さにたまげたことがあります。
平坦で島全体が牧場のような島なので出見晴らしがききます。
そこに、いるわ、いるわ。まあ大変。
視界にいくらでも入ってきます。
聞けば、以前から少数はいたものの、ある年を境に爆発的に増えたといいます。
黒島には独特の変異のあるモリバッタがいたのですが、現在では見つけるのが困難になっています。
モリバッタは地域変異が著しく与那国島産も固有亜種に分類されています。
黒島の例が示すように、早急にに駆除しなければ、取り返しのつかない事態を招くことが十分考えられるのです。



