与那国フィールドノート -446ページ目

久部良岳の山肌

26日のブログで、久部良岳の西斜面にはビロウ林が発達していないことを書きました。

下の写真は、昨日の久部良岳山系です。

鉄塔の立っているのが久部良岳で、手前の西斜面はお伝えしたように緑色が日々濃くなっています。

一方、後方に続いている南斜面は、灰褐色のマダラ模様で、汚らしく見えます。


実はこの茶褐色の“汚れ”はビロウの葉です。

手前の木のように、多くのビロウが台風の塩害で枯れた葉をつけたままだからです。

ビロウ林がどの斜面で発達しているかよく分かります。


さて・・・


ビロウは塩害に強い植物だなあと思ったのは、昨年の10月でした。

これは昨年の10月10日の写真です。

10月6日に与那国島で最大風速63.2mを記録した台風15号が通過して数日。

足元(写真手前)の草はすでに茶褐色に変色しています。

山肌の樹木も変色し落葉が始まっているのですが、ビロウだけは台風前と変わらない緑色を保っています。


半年近く立った今、ビロウの葉は同じようにダメージを受けても、徐々に変色し、なおかつ落ちないということがわかります。

防風林に利用したら、かなり有効な木ではないかと思いましたが、あまり利用しているのを見たり聞いたりしたことがありません。

ただの素人考えだからかな。

無事回収

昨日は休日でした。


一日中フィールドを巡っての帰路、ふと気づくと胸ポケットに入れて追いた携帯電話がありません。

まあ、どこでも躊躇なく這いつくばり、虫や草花を観察・撮影するのだから、いつか落とすでしょう。


なくなったらなくなったでよし!が本音ですが、周囲の説得もあり、思い直して探しに行きました。


知人から拝借した携帯を、自分あてに発信しながら、探します。


何カ所か回り、やっと見つけたのは、最後に愛ヤギの夕食にオオイワガネの葉を刈った場所でした。

藪の中から聞こえてくる着信メロディーは「やぎさんゆうびん」です。

無類のヤギ好きなので。

朝日が昇った東崎





夏色に変わっていく

今日は朝から曇り空で肌寒さを覚えます。

予想では次第に晴れてくる見込み。

写真は昨日の午後に撮ったものです。



あれまあ。

一週間の間にずいぶんとファンキーな頭になられたこと!

アマサギは夏羽になると、頭から首にかけて亜麻色になります。

もう少し鮮やかに色づいてきます。


山肌の緑も日に日に濃くなっていきます。

久部良岳の西側斜面です。

この面は山頂付近を除き、ビロウ林があまり発達していません。