与那国フィールドノート -435ページ目

深刻なスクミリンゴガイの被害

水田で見かけたギョッとするほど赤い物体。

通称ジャンボタニシと呼ばれるスクミリンゴガイの卵です。

食用として導入、養殖されましたが、販路がさばけず挫折。

その結果、遺棄されることとなり、島内全域に蔓延。


まさか、これほどまで水田に被害を与えることになろうとは、当時は誰も思わなかったでしょう。

スクミリンゴガイは、植え付け直後の稲を一晩のうちに食い尽くすほどの被害を与えます。

特に多いところではご覧の通り。

奥に見える僅かな緑が食害を逃れた稲です。

ある程度成長した稲は食い尽くされるまでには至りません。


外来生物は地域の生態系に悪影響を及ぼすだけでなく、農林水産業にも多大な被害を与えることがあるのです。与那国町では駆除のための予算も組まれていますが、現在まで十分な成果が上がっていません。

ヨナグニサン孵化

今朝の遊歩道はジットリと湿気に満ちています。

GW期間中の与那国島の天気予報はずっと雨~曇り。

例年GW明けに梅雨入りですから、このまま梅雨に突入するのかも知れません。


交尾、産卵を終えたメス。

口が退化しているので食物を摂ることもなく、ただ静かに生命の消耗~消滅を待つ。

受け継がれた生命。

1齢幼虫が数頭に、付近の葉にはやがて孵化するであろう卵がいくつも見られました。

同じフカノキにいたアオムネスジタマムシ。


ん?雨がパラついてきました。

2008年ムラマツカノコ初見

ムラマツカノコと昨秋以来の再会です。

冬季にも少ないながら発生しますが、今回は再会までに間がありました。

先日のアカスジベッコウトンボと同じように、南方から飛来して与那国島で繁殖を繰り返しています。

6月には丸4年を経過しますが、このような種はいつまた消えてしまうかも知れず、こまめに記録しておく必要があります。

ハート形のノアサガオの葉の舞台がニクイ。


今朝は撮影できませんでしたが、ヤエヤマクビナガハンミョウとも今年最初の出会いがありました。

いよいよ春は過ぎ去り、梅雨入りも間近です。