深刻なスクミリンゴガイの被害 | 与那国フィールドノート

深刻なスクミリンゴガイの被害

水田で見かけたギョッとするほど赤い物体。

通称ジャンボタニシと呼ばれるスクミリンゴガイの卵です。

食用として導入、養殖されましたが、販路がさばけず挫折。

その結果、遺棄されることとなり、島内全域に蔓延。


まさか、これほどまで水田に被害を与えることになろうとは、当時は誰も思わなかったでしょう。

スクミリンゴガイは、植え付け直後の稲を一晩のうちに食い尽くすほどの被害を与えます。

特に多いところではご覧の通り。

奥に見える僅かな緑が食害を逃れた稲です。

ある程度成長した稲は食い尽くされるまでには至りません。


外来生物は地域の生態系に悪影響を及ぼすだけでなく、農林水産業にも多大な被害を与えることがあるのです。与那国町では駆除のための予算も組まれていますが、現在まで十分な成果が上がっていません。