与那国フィールドノート -412ページ目

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモンは炎天下でも活発なチョウです。

久部良岳の山頂では暑い盛りでも、複数の雄がテリトリーを張っています。

今日はオキナワアズチグモに捕らえられている♂を見つけました。

羽ばたく力の強いチョウですが、しっかりと捕らえられています。


ヨナグニハヤシウマ

ヨナグニハヤシウマは与那国島固有のカマドウマです。

本土のカマドウマにはマダラカマドウマのように人家に入り込むような種もいますが、沖縄にそのような種はなく、すべて湿度の高い森林や洞窟などで暮らしています。

夜、石灰岩地帯の森の沢沿いで、何頭ものヨナグニハヤシウマを見つけました。

あまり活発に動き回るようすはなく、岩壁に点々と静止しています。

体に触れない限り、得意の跳躍も見せてくれません。

何を待っているのか・・・


成虫は年に一度、盛夏~秋にかけてに現れます。

写真の個体は♀。

翅は生涯を通じてなくありません。成虫と幼虫の見極めは体のサイズと産卵管の発達具合で。

これは成虫か・・・ひょっとすると終齢幼虫・・・といったところ。



チャイロカナブン熱死

林道にチャイロカナブンの死骸がバラバラと散らばっていました。

傍らにはカラスザンショウがあって、たくさんのクマゼミとチャイロカナブンが樹液を吸っています。

どうやら、時々風にあおられて地上に落ちた個体が、アスファルトの熱で死んでしまうようです。

後方には仰向けに落ちてもがいている個体が写っています。

元気に動いているのが、ものの2~3分で動かなくなってしまいます。

地上に置いた黒いカメラも、あっという間に焼けたように熱くなってしまいます。