与那国フィールドノート -318ページ目

なんた浜

明日から、しばらく島を留守にします。

以前も留守中にやった「与那国島の海岸線」シリーズで、しばらく更新したいと思います。


なんた浜
与那国フィールドノート 海岸の名。与那国島の海上航路の玄関口、祖納波多港のある砂浜。17世紀の古地図から津として登場して以降、現在に至るまで、多くの旅人や見送り人の涙を吸い込んだ浜。「どぅなんすんかに」(与那国しょんかね)にも歌いこまれ、さらに宮良高夫作詞、宮良長包作曲の「なんた浜」でもその名は著名。しかし、浜の前方は珊瑚礁が発達し、船の出入りには難渋した。最近、港湾施設も整備されつつある。〔当て漢字〕波多浜。


『町史(本巻)第一巻 交響する島宇宙 日本最西端 与那国島の地名と風土』より

危機一髪

昨日、遊歩道にて。


クモの巣に交尾中のヤマトシジミが捕えられていました。

ときどき懸命に逃れようと羽ばたきます。

与那国フィールドノート

巣は無造作に作られている感じです。

肝心の主が見当たりません。

すでに放棄された巣なのでしょうか。


ならば、指先で糸を切ってやろうか。


余計な考えがよぎった瞬間、このカップルは自力で脱出し、近くのホウビカンジュ(シダの一種)の上に降り立ちました。
与那国フィールドノート

いやあ、よく交尾を解くこともなく無事だったこと!


さて、本当に主のいない巣だったのでしょうか。

もういちど糸をたどっていけば・・・
与那国フィールドノート
ホシスジオニグモの姿がありました。

まだ小さな個体です。


ヤマトシジミの動きが止まるのを待っていたのでしょうか。

それとも、僕が見ていたために降りてこられなかったのでしょうか。


いやいや、気にすることはありません。

とにかくヤマトシジミは自力で逃れたのです!


糸を切って逃していたのなら、後ろめたさもあったはずですが・・・






クロツバメ

アカギ林の住人、クロツバメ。
与那国フィールドノート
幼虫がアカギを食べる。

ヨナグニサンの観察中によく出会う。


昼行性のガで、直線的に飛ぶ。

その姿は、黒いアゲハ類のように見える。
与那国フィールドノート
ただし、4月1日は気温が大変低く、指で触れても飛び立とうとはしなかった。

ふだんは意外に敏感で、よく見る割には、なかなか撮影できない。


ここぞとばかりに近づいた。
与那国フィールドノート
触覚は、びっしりと枝毛の生えたクシ状。
与那国フィールドノート