与那国フィールドノート -316ページ目

国立科学博物館

7~10日のあいだ島を出たのは、いくつかの博物館等を見学し、刺激を受けてくることでした。

3泊4日ではいささか強行軍でしたが、たいへん充実した数日間となりました。



9日、最初の予定は国立科学博物館・上野本館を見学することです。

開館は午前9時から。

時間が来るまで、上野公園をぶらぶらして過ごしました。


上野公園といえば桜の名所。

そんなことは今知りましたが、桜の花を見るのはじつに14年ぶりです。
与那国フィールドノート

いや、13年ぶり?

与那国島に渡ったのは18の時で4月初めだったから・・・

まてまて、ところで僕は今何歳?!


とにかく改めて思い起こしてみると、充実して過ごしてきた年月は、思いのほか長くなっているようです。


頭を冷やすためと、人込みを避けるために不忍池方面へ。


与那国フィールドノート
キンクロハジロの群れがすごく近くまで寄ってきます。

与那国島でも久部良ミットゥで大きな群れが越冬しますが、間近で観察できることはまずありません。

そのほかにも、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オオバンが手の届きそうな近さまで寄ってきます。

先日、比川水田ではじめて見たユリカモメもこんなにたくさんいるんだあ。与那国島ではありえない光景に、たいへん驚きました。


おおいけない、夢中になって9時を過ぎてしまいました。

足早に国立科学博物館へと向かいました。

与那国フィールドノート

正面玄関。すごく立派な建物です。

国立!って感じです。


日本館へと向かい、一階で開催中の企画展『琉球の植物』を見学。パンフレットの写真は与那国島で撮りました。
与那国フィールドノート

希少な植物の実物に見入り、パネルを隅々まで読んできました。

トゲイボタやヤエヤマスズコウジュなど、与那国島に関連のある展示もあってたいへん興味深く拝見しました。5月17日まで。


一番の目的、3階常設展示「日本列島の素顔」へ向かいました。
与那国フィールドノート

『日本列島の自然と私たち』をテーマにした常設展示は、2007年4月に新装オープンしました。

その際に提供したアヤミハビル館生まれのヨナグニサンが、交尾姿勢のジオラマ標本となって展示されています。


標本でありながらまるで生きているかのよう。

これを見たなら、次は実際に与那国島で見なきゃ!ってね。


充実した展示にあっという間に時間が過ぎてしまいました。

後ろ髪をひかれつつも、次の予定があるので上野駅へと向かいました。


国立科学博物館HPhttp://www.kahaku.go.jp/index.php


帰還

昨日の夕方、与那国島へ戻ってきました。


家には不在配達のハガキがあったので、今朝いちばんで郵便局へ行きました。

ようやく虫撮りカメラが返ってきたのです。


ところが修理箇所は直ったものの、ファインダー内に絞りやシャッタースピードの値が一切表示されなくなっていました。

おいおい、そりゃないだろ。

すぐにまた梱包して送り返しました。


修理中に使っていた1代目カメラは、今や某新聞の与那国島通信員の片腕となって活躍中です。

非常事態とはいえ、いつまでも借りておくわけにもいかず、留守にする前に返してしまいました。

わずか3泊4日の留守中にも、各学校の入学式で活躍したようです。


さてさて、どうしたものか・・・

きぃーヌとぅ

きぃーヌとぅ
与那国フィールドノート 「とぅむぬいち」(一本石)の東の小さい湾。釣り場である。



『町史(本巻)第一巻 交響する島宇宙 日本最西端 与那国島の地名と風土』より