与那国フィールドノート -314ページ目

ヨナグニサン孵化

夜通し降った雨。

時おりかなり激しく降り、何度か雨音に目を覚まされました。

久しぶりの恵みの雨も、許容範囲ぎりぎりといったところでしょうか。

田原川の水田は、氾濫寸前にまで水位が上がっていました。


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アヤミハビル館では昨日、ヨナグニサンの卵がふ化しました。
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翅は破れ腹はしぼみ、ほとんど卵は産み終えているだろうと思われた雌成虫を野外から採取し、採卵しました。


その数およそ100個。

総産卵数の1/3程でしょうか。


ある程度の採卵をしたら母虫は野外に帰し、得た卵は飼育下で効率よく成虫まで育て、羽化したら野外にもどす。

アヤミハビル館でのヨナグニサン飼育は、そんなふうにしています。

アオノクマタケラン


4月も中旬にさしかかり、野の花は春らしいものから、梅雨空が似合う花に移り変わってきています。


代表的なものがサンニンの名で親しみ深いゲットウの類。

よく見れば、ゲットウ、クマタケラン、アオノクマタケランの3種があって、ダマ(山、森)サンニンと呼ばれるアオノクマタケランがいちばん早く開花を迎えます。


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ダマ~と呼ばれるだけあって、自生場所はやや暗い山地の林縁や森の中です。

アオノクマタケラン、クマタケラン、ゲットウの順に暗い場所を好みます。


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半透明の鞘を破って・・・


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つぼみが顔を出す。

数日のうちに花穂の下のほうから咲き始めそうです。

誰にも汚されていない美しい姿を見るには、足しげく通うことが肝心。

湿度の高い所に生えているので、あっという間にカタツムリがやってきて食べてしまいます。

朝のミットゥ

4月15日。

風もおさまり静かな朝。

一日、過ごしやすい日となりました。


バンの群れ。

さすがにもうオオバンは混ざっていません。

バンだけ30羽以上の純群。

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軽やかに水上を滑るように飛んでたのはクロハラアジサシ。

昨日までは一羽しか確認できなかったのですが、今朝は2羽になっていました。

写真は撮れず・・・。


岸の茂みからは、久々に見るムラサキサギが長い首をのばしていました。

こちらも写真は撮れず・・・。

八重山諸島では留鳥とされますが、与那国では時々ふいに見かける程度の大型のサギです。


向こう岸には白いサギの群れ。
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夏羽が美しい。

コサギにチュウサギが混ざっているかな。

周囲には、アオサギやセイタカシギがいます。


自宅に近い久部良ミットゥには、朝一番に観察に出かけますが、いつもの顔ぶればかりの日が続いています。