「耳切れ」で注意したいこと
こんにちは。橋本です。
赤ちゃんやこどものアトピーでは、「耳切れ」をおこすことが、よくあります。
「耳切れ」というのは、耳たぶの付け根。それから、耳の上部の付け根。
耳の付け根の上下、両端が切れてしまう症状です。
寒く乾燥する季節になると、より出やすくなります。
ひどくなると、あかぎれのように、ざっくり切れて、体液や血が出ることも。
耳は風がよくあたり、赤ちゃんでも手が届き、かゆいとこすりつけやすい。
そのため、症状が出やすい部分。
かつ、一度切れると治りにくい部分なんですね。
大きな予防の1つは、お風呂あがりに保湿剤を塗ることです。
ほかの部分はきちんと塗っても、耳は、つい忘れがちになります。
耳の乾燥もチェックして、乾燥していたら保湿剤を塗る。
これも大切です。
また、たまった汚れが刺激にならないように、お風呂で耳を忘れずに洗うことも、耳切れの予防になります。
そして、切れてしまったのに気づいたら、早めに治療してあげることで悪化を防げます。
耳切れに気づいたら病院で診察を受け、適切な薬を処方してもらう。
切れが深くならないうちに、正しく薬を塗ってあげれば、早く治ります。
切れが深くなってからでは、なかなかやっかいなんですよね。
治りかけても、ちょっとした刺激で、またすぐに切れてしまいます。
切れてしまったら、なかなか保湿剤だけでは治りません。
早めの手当てが大切ですね。
そして、耳切れがあるとき。日頃のケアで注意したいことが、1つあります。
それは、服の脱がしかた。
服を脱ぐときに耳に引っかかると、耳切れは悪化します。
耳の乾燥、耳切れに気づいたら、服はなるべく気をつけて、脱がしてあげる。
バンザイで服を脱がせ続けると、耳切れはひどくなります。
冬場は、とくに耳切れが悪化しやすい季節。
耳も忘れずに、チェック、ケアをしてあげてくださいね。