最初に選ぶ保湿剤は?
こんにちは。橋本です。
世の中、保湿剤として多くの商品が出回っていて正直、どれを選んだらいいか迷ってしまいます。
・ 低刺激性
・ 香料・防腐剤無添加
・ 天然成分由来
・ 植物オイルタイプ
など、さまざまな特徴・機能をうたって販売されています。
パッケージの説明を読むと、どれも魅力的に見えてきて、とても迷います。
実際のところ、100%誰にでも合う、誰でも満足できる保湿剤というものは、ありません。
その前提をふまえた上で、保湿剤を比較してみるとどうでしょうか。
ずばり言ってしまうと、いくつかの比較試験のデータを見ると、ワセリンがいいようです。
アトピーの治療をスタートさせたい時などは、安全性を考え、刺激を与えないようにしたいものですよね。
その点で、ワセリンは他の保湿剤に比べ、刺激がとくに少ないという結果が出ています。
ワセリンは、ほとんど皮膚に浸透しないため、肌に刺激を与えにくいんですね。
それにワセリンは、びっくりするぐらい安いですしね。
まあ、世の中にあるすべての保湿剤を比較した試験はありませんから、「ワセリンが絶対的ナンバーワン」と言うつもりはありません。
肌に合う、合わないには個人差があるので、最終的には「実際に使ってみて、いいと感じるもの」が、いちばんです。
それでもあえて言うと、機能と安全性のバランスからいって、ワセリンは信頼が高い保湿剤というわけです。
こだわりがない。もしくは、ファーストチョイスで迷うようなら、まずワセリンをおすすめしています。
最初は、ワセリンからスタート。
それからゆっくり、いろいろ他のものを使ってみても、遅くはありませんよね。
参考記事:
「ワセリン系」の保湿剤をまとめてみる