ななんと、2025年1月4日、『暴れん坊将軍』がテレビスペシャルとして放送決定とな!
その名も、『新・暴れん坊将軍』!
↑のロゴにある”☆”はチト意味深長で、まさかアレに近い話をやるのか…(笑)?
テレビシリーズも完全に終え、新作があるとすれば松平健さん主演の舞台劇、もしくは小説くらいなものでした。
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ちょっとしたレビューはコチラから。
で、今回のSP版はこれらを原作にしたものではなく、完全な新作のようです。
周知の通り、『暴れん坊将軍』とは徳川吉宗をフィーチャーしたお話です。
ネットでの反応を見ると、上様だの成敗だのといったワードを使って喜びを表している人が多いんですが、そんな世の中の意見とは裏腹に、俺ッチが帰ってきて嬉しいと思えるのは吉宗よりも徳田新之助なんですよ。
やんごとなき身分にある将軍が城下町に潜り込み、市井の民と目線を合わせて世の中の暮らしを知ろうとするのが『暴れん坊将軍』という作品の面白いところ。
怖れ多くて目すら合わせられないような吉宗よりも、気さくに話せるどころか庶民の悩みに全力で向き合ってくれる新さんの方が人間味があって好きです。
「やあ」
「あら、新さん、いらっしゃい!」
こういう雰囲気が『暴れん坊将軍』の魅力であり、新作でもあって欲しいシーンです。
松平健さんを見掛けた大半の人は「上様〜!」と呼ぶらしいけど、俺ッチは「新さ〜ん!」と呼びたい(そんな状況はないけど)。
希望に近い妄想はいっぱいあるけど、その中からいくつか。
・お庭番は仮面ライダー出身者(以前のSP版に出てた松田悟志さんなら最高)
・主題歌は北島三郎さん一択、無理ならテーマ曲だけでいい(『未来』なら最高)
・歴代出演者はキャスト続投ではなく、友情出演程度のゲスト
・劇伴は録り下ろさず昔のまま
――あくまで俺ッチのツボを付いた要望だけど、どこまで近付けるかな~?
別に映画ではないから、あのテーマ曲があれば主題歌はなくても仕方ないんだけど、『暴れん坊将軍』の歌と言ったら北島三郎さんしか思い付かないどころか、切っても切れない縁ですよ。
周知の通り、北島さんの新曲はもうあり得ないので、これまでの中からチョイスせざるを得ませんが、俺ッチが推すのは『~Ⅸ』の主題歌だった『未来』。
シリーズ序盤で使っていた『炎の男』や『がまん坂』も良いんだけど、さすがに古すぎてハイビジョンの画にはマッチしないと思うんですよ(笑)。
その点、↑の『未来』は令和にも通用するくらいの曲だと思うんだよね。次点は『輝』。
敵に関しては、尾張大納言宗春を登場させて欲しいところですが……あれは中尾彬さんあってこその役ですからね。
あの憎々しい芝居を越えられる人もいないし(断言)、中尾さん亡き今となっては、だったら宗春は登場させないで欲しいです。
あと1年早ければ、マツケンさんと中尾さんだけがキャスト続投する新作を観れたのにねー……ただただ残念。
――とまぁ、いつまでもタラタラと語れてしまうのでこの辺にしときますが……要はキャストは心機一転、それ以外はオリジナルのままでもいいでしょうと。
『暴れん坊将軍』が好きという人は、むしろワンパターンが好きでもあるんだから(笑)、寒い新要素とか要らないんですよ。ある意味、こういう所でコストカットもできるんだし。
余談ながら、『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』で、みんな大好きクライマックスでの音楽のアレンジがありましたが、これがもう凍え死にそうなまでの寒いアレンジでね…。オリジナル版を使えないのは分かるんだけどさ。
年が明け、スペシャル版が放送されるという2重のめでたさに加え、1クール程度のテレビシリーズを作って欲しいという民の願いを叶えるべく、シリーズ復活のために心血を注ぐ事を固く心に誓う吉宗であった。 つづく