病気が原因で視覚、聴覚を失ってしまったヘレンケラーさんの自伝映画をたまたまBSNHKで観ました。
井戸のポンプから流れ出る水に触れた時、彼女は「WATER!」と叫びました。
彼女が初めて”感覚を通して”
【言葉と物の一致】を理解した瞬間です。
私は2003年から2006年までの3年間イギリスでアレクサンダテクニークを学んでいました。
アレクサンダテクニークは、自分のからだを意識的に使うことによってからだの不調を改善していくためのメソッドです。
Ⅰ年間毎日レッスンを受けても、本を何冊も読んでも、最初の1年目は、自分のからだを意識的に使うということがまったく分かりませんでした。
でも2年目のある日動いていて、「動くって、こういうことなんだ!」って突然分かったんです。
”からだのなかに流れが生まれて、からだが軽やかに、安定して動いている” ことを感じることができました。
その時の感覚はヘレンケラーさんが、「WATER!」と叫んだ時の理解と共通することがあるかもしれないと思いました。
私にアレクサンダーテクニークを教えてくださった先生は最後の贈り物として
「あなたが得たものは、あなたの宝物です。誰もあなたからそれを奪うことはできません。」
という言葉を頂き、涙がとまりませんでした。
2006年に帰国してから日本でアレクサンダーテクニークを教えていますが、教えることのむつかしさを日々痛感しています。
アレクサンダテクニークにご興味を持っていただけたらホームページもご覧ください。
アレクサンダー・テクニーク教室 名古屋 | からだの痛み・ゆがみを自分の力で直し、健康で気持ち良く動けるからだ作りをしましょう!