名古屋市でアレクサンダー・テクニークを教えて17年目です。
年々感じることは、私自身は教えるということに自信を持てるようになってきました。
教え始めた頃は、私のからだや心にに無駄な力が入りすぎていました。
自分に無駄な力が入っていない最近は、ようやく生徒さん達のからだの状態をとても敏感に、正確に感じ取れることが出来ます。
アレクサンダー・テクニーク教師資格の取得のためのトレーニング中は、私の先生に
「指に力が入りすぎてる」
「肩に力が入りすぎてる」
「生徒のからだをあなたが変えることはできない」
と言われていました。
指や肩に力が入るよりことよりも厄介なのは、
”生徒さんのからだを、私が、変えることはできないのだ” ということを認識することでした。
やっと最近そのことがわかってきました。
ここで、問題となってくることは、
多くの人が、”自分のからだは自分自身しか変えることはできない” ということを認識していないことです。
多くの人は、本物を求めていない。
多くの人は、虚飾を本物だと勘違いして、追い求め続け、何も得られない。