アレクサンダー・テクニーク教師の骨折日記

アレクサンダー・テクニーク教師の骨折日記

アレクサンダー・テクニークを教えています。交通事故に遭い骨折してしまいました。アレクサンダー・テクニークがどれ程リハビリに有効か身をもって実感!
動きと身体の関連についても、私の考えを書いています。自分の動きに疑問を持っている方もご参考に!

名古屋市でアレクサンダー・テクニークを教えて17年目です。

年々感じることは、私自身は教えるということに自信を持てるようになってきました。

教え始めた頃は、私のからだや心にに無駄な力が入りすぎていました。

自分に無駄な力が入っていない最近は、ようやく生徒さん達のからだの状態をとても敏感に、正確に感じ取れることが出来ます。

アレクサンダー・テクニーク教師資格の取得のためのトレーニング中は、私の先生に

「指に力が入りすぎてる」

「肩に力が入りすぎてる」

「生徒のからだをあなたが変えることはできない」

と言われていました。

 

指や肩に力が入るよりことよりも厄介なのは、

”生徒さんのからだを、私が、変えることはできないのだ” ということを認識することでした。

やっと最近そのことがわかってきました。


ここで、問題となってくることは、

多くの人が、”自分のからだは自分自身しか変えることはできない” ということを認識していないことです。

 

多くの人は、本物を求めていない。

多くの人は、虚飾を本物だと勘違いして、追い求め続け、何も得られない。

 

 

生き続ける限り、からだの中には流れがある。

一つの大きな流れは、足の裏から脚を上昇していき骨盤で一つの流れとなって、脊柱を下から上へと上昇し、頭頂から空に向かって昇り続ける上方向のもの。

もう一つの大きな流れは、頭頂から脊柱を上から下へと下っていき、骨盤で二つの流れになって脚を下り足の裏から地面へと続いていく下方向のもの。

この二つの流れは並行しているものではなく、輪となって繋がっている。

だから、上に行った流れはくるっと回って下に行く流れとなり、下に行った流れはくるっと回って上に行く流れとなるのだ。

 

そして、その大きな流れから小さな流れを作ることにより、腕から手の指先まで流れていき手指の複雑な動きを可能にする。

 

大きな流れがキレイに流れているからこそ、小さな流れが生まれるのです。

 

 

大きな流れに意識を向けると動くことに対する感覚が変わってきませんか?

スマホの操作パソコンの操作をするときの意識も変わりませんか?

 

そんなことを学ぶのがアレクサンダー・テクニークです。

名古屋市中区でアレクサンダー・テクニークを教えています。

アレクサンダーテクニークを名古屋で学んで痛みを根本から退治。STAT公認講師。児玉真千代。心とからだの健康と統一 (commufa.jp)

 

 

 

新陳代謝しなければ衰退していく。

日本という国自体は新陳代謝しなくちゃいけない。

第二次世界大戦で負けたから、日本は新しく生まれ変わった。

強制的に新陳代謝が起きた。

それから、77年。

もう日本という国は高齢者なのだ。

若い世代の人達にタスキを渡さなければいけない。

変化を恐れて、破壊を恐れて、高齢者はタスキを渡そうとしないし、若者はタスキを奪おうとしない。

でも、このままでは日本は死んでしまう。

 

私たちのからだもそうなのだ。

建築物もそうなのだ。

商いもそうなのだ。

 

全部生き物なのだ。

 

『脊柱が解放されていれば、からだは自由に動ける』

というのが、私の持論です。

脊柱が解放されていると、

股関節の圧迫が無くなるので、脚が自由に動かせる。

重心が安定するので、腕が自由に動かせる。

重い頭(5㎏くらい)が安定するので、肩こりから解放される。

 

アレクサンダーテクニーク名古屋(@alexander_technique_nagoya) • Instagram写真と動画

今使っているヘアドライヤーは私が高校生の時から同じもの。

40年くらい使っていて、今もバリバリ現役です。

昔の家電は、本当に壊れない。

その理由は作りがシンプルだからだと思います。(温風と冷風がでるだけのもの)

 

私がアレクサンダーテクニークに出会ってから24年。

今もバリバリ私の役に立っています。

アレクサンダーテクニークも極めてシンプルなボディーワークです。

(アレクサンダーテクニークは150年くらい受け継がれている歴史あるボディーワーク)

『からだを動かす時は、頭がリードする』という考え方であり、これはどんな生物にも当てはまる根源的な理論です。