~「バーフバリ」主演俳優による南インド発大型アクション映画~
2月くらいから全く新しい記事をアップしていませんでした。
御多分にもれず、僕自身も4月後半はずっと家にいたので、暇がなかったわけではなかったのですが、
新作映画を見ても以前のフォーマットで感想を書き付けてはいませんでした。
理由は。。。なんでしょうね。いい映画や言いたいことがある映画を見たこともあったのですが、
こちらの情報発信に対するモチベーションがやや下がったことが理由かもしれません。
で、今回も全く唐突に復活。。
これも特に理由はありません。
ま、「バーフバリ2部作」「マガディーラ」に続くテルグ(タミル/ヒンディー)映画で、特に話題にもなっていないのにもかかわらず、
結構な大作だったこともあり、思ったことを少々書き付けたいと思います。
※タミル語映画と勘違いしていましたが、よく考えたら「バーフバリ」はテルグ語だし、本作は3言語が混じっている映画だそうです。
以下、ネタバレ注意。
あらすじは以下を参照。
ある架空の都市を舞台に、警察の捜査と犯罪組織の跡目を巡る陰謀を描いたアクション映画です。
【ポイント】
・ある意味「ダークナイト」よりもスケールでっかいカーアクション
どう考えても名作「ダークナイト」の影響下のアクションシーンが後半にあります。それまで、ややダレ気味だった作品が、ぶっ飛びのスケールで蘇生する瞬間が本作の見どころ。巨大トレーラー2台が激走して、小さなパトカーをぶっ潰す展開に興奮。いや、これどれだけの予算で撮ってるんだ?これを見るだけでも価値あり。しかもいろんなアクション映画の、チェイスシーンのアイディアてんこ盛りでした。最高。
・ジャッキー・チェンか、「グリーンディスティニー」か「ザレイド」か。
序盤にもアクションも見せ場があります。主人公がたった一人で犯罪組織の木造ビルに乗り込んで、ある人物を救出するのですが、それが香港や台湾のアクション映画のテイスト。アイディア満載だし、これも楽しかったです。次々と人が高いところから落ちる、楽しい肉弾アクションが見られます。
・お話は。。。。
色んな感想を見ていると、ストーリーに苦言を呈している人が多かったです。確かに犯罪組織内の陰謀や裏切りが、日本人には見分けつきにくい南インド人顔役者で表現されるので、あれ、これどっち側だっけ?と混乱してしまいました。
ただ、前半や後半のダレた展開を我慢すれば、ちゃんとどんでん返しや、伏線回収をしてくれるので、個人的にはそこまでひどくなかった、というかよくできていたのではないかと思いました。
特に一番のメインストーリー、主人公の出生の秘密と行動のモチベーションはなぜか?が見事なエンディングで表現されるので、そこは良かったと思いました。
・そして、「バーフバリ」へ。
この映画、結局「バーフバリ」が描いていた内容と最終的には似ていました。これは、以前「マガディーラ」でも書きましたが、特にクライマックスの決着がまさしく「バーフバリ」。南インド映画の癖なのか、でも、感動しちゃうんだよな。。。
今回、久しぶりに新しい記事を書きましたが、また気が向いたら書き付けますよ。
これも前半の現代劇部分がちょっと辛いんだけど、後半はノリノリです。