平成最後の年末、ヒョウモントカゲモドキのアルテミスのケージ内温度が25度になっていた。
ヒョウモントカゲモドキの飼育温度の最低温度が25度程度だと思われるので、これはギリギリだ。
しかし、ギリギリと言うことは、ギリギリ大丈夫と言うことだ。
私は、特に何もしなかった。
両性爬虫類共は、放っておいても案外育つ。
年明け早々、25度を下回ってしまった。
放任主義の私も「こりゃ、いかん」と保温を施すことにした。
これは、前回の記事の続きである。
グラステラリウム3030(ケージ)を動かすことになるので、アルテミスは外に避難してもらった。
ウーパールーパーブラックのカオールくんとご対面である。
因みに、ウパは寒くても問題はない。
過去の記事でも紹介したが、グラステラリウム3030の底には冬季には鬱陶しい隙間があり、パネルヒーターとケージ底面が密着しない問題が発生するので、このように断熱材を台に敷き、底上げするのだ。
ケージの隙間を塞ぐ為に、更に断熱材を重ねる。
何故このようにするかは、ケージを設置すると分かる。
このように空気の出入り口を塞ぎ、熱を籠らせるのだ。
写真を見ると分かるが、パネルヒーターがケージ底面と断熱材に挟まれて密閉されている。
ケージ前面の隙間にも、断熱材を前から突っ込む。
とにかく空気の通り道を塞ぐのがポイントである。
そして、毛布を掛ける。
この毛布の効果は侮れない。
通常の冬ならこれで充分だが、最近の寒さだとこれでもダメらしい。
このようにケージ前面もすっぽりと毛布で覆い、今回の保温は終わりである。
要は、簡易的な温室のようになっているのだ。
翌日、様子を見ると、ケージ内温度は28〜29度付近まで上昇していた。
24度付近から、ここまで上昇したので、今回の保温は成功したと言える。
これでもダメな場合は、もう一段階上の保温があるのだが、取り敢えずこれで様子を見よう。