ヒキガエルの持ち方と性別 | 爬虫類ブレイク

爬虫類ブレイク

ヒキガエル、レオパ、ウパ、イモリ等の記事や、たまにワインのことを書きます。悠と申します。Twitter、Instagram更新中です。

この子はヤマヒキガエルの蘇芳(スオウ)くんである。

我が家に三匹いるヒキガエルの末っ子だ。

性格は一番おっとりしていて、警戒心はゼロである。

このように、すっぽりと掌に納まり、写真を撮らせてくれるのだ。

 

まるで、人形のように動かない。

おっとりと言うか、単なるバカかもしれない。

反応が非常に薄い。

 

こいつは、長男の二ホンヒキガエルの冬将軍だ。

一番気が強く、滅多なことでは動揺しない。

いつも、このように怖い顔をしている。

勿論、大人しく掌に納まる器(うつわ)ではない。

 

ガシッと掴むと、観念したように遠い眼をした。

ある意味、大物である。

その達観した顔が、またイラッとさせてくれる。

腹黒そうな性格とは裏腹に、腹は真っ白であった。

 

さて・・と。

こいつが一番の臆病者のミヤコヒキガエルのマグマだ。

またの名を踏み台キング、またの名を小便丸である。

一番、漏らすのがこいつだし、よく他のカエルに踏まれているからだ。

 

小心者程、往生際が悪い。

案の定、ジタバタし始めた!

 

ジタバタジタバタ!!

何と滑稽な姿であろうか。

私は、「ばかめ!逃げられんぞ!!」と言い放ち、カメラを構えた。

 

「・・・」

何故か、カメラを向けると大人しくなった。

三匹の中では一番美形かもしれないキュートな顔をしている。

最初の頃は、一番大きかったのだが、現在では他の二匹にサイズで抜かれてしまった。

可哀想だが可愛い奴である。

 

ヒキガエルの首根っこを掴んで、そいつが鳴いたり体を震わせたりしたら、オスである可能性が高い。

他のカエルに、メスと間違われて抱き着かれた時に、「違うで!!」とアピールするのだ。

最近判明したが、我が家のカエル達は、どうやらオスらしい。

冴えないカエル三兄弟であった。