久しぶりのブログです。
こないだ谷尻さんの講演会に行って来ました。
地方で、有名な大学とかでてなくて、成功しているし、
前々から気になっていた人ではある。
かなり噛み砕いた説明で、分かりやすい話し口。
プレゼンもうまいし、絵も綺麗。
一貫して言っていたのは、
何気ないものでも良さを見出し、新たな価値を創造する。
拾うことで、境界を越えること。
なにか、広告やプロダクトのデザイナーに近いアプローチだと思った。
ローコストを逆手に取ったり、埋没している普通に疑いをかけるとことか。
ごりごり何案もスタディしまくりことはしないらしい。
一番印象的だったのは、盛り土ととんがり屋根の西条の家。
見積もり見て、残土処理費を削ることから、案ができたらしい。
合理的な上に、精度の高い空間になっている。
以前、内藤さんも言っていたが、
「合理的なものが美しいのではなく、美しさの中に合理性を求める。」
まさに、履き違えたモダニズムは前者にあたる。
それが、均質な墓石みたいなビルをつくり、
そのアンチテーゼで、無理した奇抜だけの建物を作る。
デカルトでは無いが、「我思う。ゆえに我あり。」の懐疑的精神を忘れず、
思い込みの普通を見極めて、新しい普通を作りだしていかないといけないと思った。
今後も、楽しみな建築家の一人だ。
モバイルアートに行って来た。
アートとブランディングの関係が双方にとって
良い相乗効果を与えている。
一流ブランドだから成せる業だろう。
内容も予約制だから人でごった返すこともなく、
さらに、音声に誘導されながら進んで行くから、
狭い展示スペースでも、きちんと見ることができた。
運営側もコントロールし易いだろうし、
気持ちよくエスコートされた感じだ。
レアンドロ・エルリッヒの水たまりに映る
都市の風景は、日常的だが、
静的で儚げだった。
ザハの建築も外見はスッポンみたいでいまいちだが、
内部は、実験的なこの試みと在ってるし、
流動的でスムーズな空間だった。
これで、冊子(図録並)までもらえて、
ただなのはさすがにすごい。
共演。









