California Style, Part2 -3ページ目

California Style, Part2

Born in Japan, immigrated CA 2006 and love the States so much.
在カリフォルニア17年目、やっとこの土地に馴染んできたところです

先月初アラスカ旅行へ~

 

 

アラスカは夫の生まれ故郷。マラソンを走るプランで一度訪れてみたい州だと思っていましたがついに実現しました。ニコニコ

 

 

アラスカの夏の観光シーズンは数カ月。ハイキングや高山登山も夏がお勧めなので観光客が多くなります。8日間休暇のため宿泊はアンカレッジとウィッディア2か所と決めそれぞれ数泊しました。

 

 

アンカレッジはマラソン目的と義父のお墓参り。義父は夫との結婚前に亡くなられているため実際お会いしたことはなく墓前にて初対面となりました。

 

 

義父は空軍基地内のフォート・リチャードソン国立墓地に眠っています。アメリカの軍人墓地は敷地が広いのに管理が行き届いていて良いですね。夫婦で一緒にお墓に入ることも可能だそうで、その場合夫の墓石の裏に妻の名前を印字して埋葬してもらえます。今は火葬となったため墓石の間隔が狭くなっているそうです。以前は棺だったので広いスペースが必要だったとか。

 

 

 

義父への挨拶をすませ墓地内をうろうろ。とても広いので迷子になりそう。入口近くに小高い丘があるのですがそこに日本軍アッツ島戦没者の慰霊碑が立っています。この丘の下には以前、アッツ島で亡くなった日本兵のご遺体約200体が埋葬されていたそうです。

 

 

 

 

 

 

ここから内容が重いです。

 

 

第二次世界大戦中、日本軍はアメリカ領アッツ島を占領し罪もないアメリカ市民を殺害したりネイティブ民族を含むアメリカ人を日本の捕虜収容所に送ったり悪い行いをしています。しかしそのアッツ島で従事した日本軍人もしまいには本部から見捨てられアメリカ軍に圧倒され殉死する道をたどります。戦死者は多くがアッツ島に埋められた他、アメリカ軍を前に自死された200名ほどはこのフォート・リチャードソン国立墓地まで移送され埋葬されたようです。

 

 

この埋葬の話を知ったのはこの旅行中が初です。アメリカ軍は実に慈悲深いですね。200体もの敵国人の遺体をわざわざ本国まで運ぶとは。この作業は大変嫌なことだったと思います。アラスカの最寄り港へは船で1週間もかかりる。そこからアンカレッジへも辺ぴでアクセスが悪い。どうにか鉄道が通った時代。鉄道コンテナ―で運送したのでしょうか。

 

 

近年、フォート・リチャードソン国立墓地に埋葬されていた日本軍のご遺体は日本政府によって回収されたそうで慰霊碑はアラスカに住む日系人が建立されたとのこと。日本ではあまり話題に上らないでしょうけどアラスカのアリューシャン列島では日本軍の戦争の傷跡がいたるところに残っているのですよ。その後の観光で訪れた博物館でもいろいろと遺物や写真を拝むことになりました...

 

 

ついつい楽しい観光に流れがちの自分だけど、過去の日本人の行った行為を考えるとやはり胸が痛いし恥ずかしい。国として戦争中の残虐行為を隠さず終戦直後から世界に事実を出していたらと思う。ドイツのナチス収容所のように。

 

 

重い内容になりますがもう一つ。Whittier(ウィッディア)という観光地の小さな博物館に辰口医師ら日本兵の遺品や写真が展示されています。たぶん当時アッツ島に従事したアメリカ軍人が戦利品として持ち帰った物。戦死者当人やその家族や友人らの写真や日記も含まれております。

 

 

 

 

アッツ島で戦死された辰口医師のコーナー(Whittier博物館)

 

 

辰口さんは日記を残しており回収直後アメリカ国内で翻訳され、アメリカでは軍用として貴重な資料として注目されたとのこと。化学兵器を米軍が使った可能性の記述があり噂を恐れた当時の指揮官らにより原本は紛失したそうです。しかしすでにコピーは出回っていました。

 

 

辰口さんはカリフォルニアで医学を学びアメリカを自国のように愛していた方だと知りました。奥様もアメリカ寄りの方だったそうでお子さんも戦後はアメリカ留学し二女の方は帰化もしておられます。辰口さんを射殺した元アメリカ軍人と二女は元軍人が死ぬまで交流があったそうです。大好きなアメリカと戦争しなくてはならなかった辰口さんご自身の無念を思うとやりきれません。

 

 

辰口さんのアッツ島日記の後半の文章、家族や知人に送った言葉がたびたび引用されるそうです。最期にあっても人らしい心を忘れない優しい方だったのですね。悲しいけど心打たれました。

 

 

次回は普通に楽しかった観光について書こうと思います。

 

 

ではまた~

こんにちは。

 

 

しばらくぶりの投稿になります。今日は先々週走ったアンカレッジマラソン2022について。

 

 

その前に。春からアンカレッジマラソンに向けて順調にトレーニングを続けておりましたがアンラッキーなことに夫婦でコロナ感染してしまいレース直前までヘタっておりました。20マイルランも2回行ったもののコロナで体力が落ちフルマラソンも走り切れるか不安の物理的コンディションへ。

 

 

今回は初アラスカ旅行だったためフルマラソンで全エネルギーを消費しては後半の観光に支障がでるため前日のビブピックアップにてハーフマラソンに変更したのでした。この選択は正解でした!!

 

 

他州のマラソンを走るのは初めてのことでワクワクしました。カリフォルニアの大きなフルマラソンレースではさまざまはスポンサーが試供品などくれるのですがアンカレッジのスポンサーは唯一Conocophillips(コノコフィリプス)という石油エネルギー企業。よって試供品ゼロの大会でした。泣くうさぎ でも参加TシャツとフィニッシャーTシャツはもらえました。ラブラブ

 

 

アラスカは大きな蚊が多いと聞いていたので朝から丹念にスプレー。衣服の上からもスプレーしないといけませんよ。なぜアラスカに蚊が多いのか?川や水場が多いからでしょうね。異常にわいています。

 

 

レーススタートはダウンタウンから車で10分の海岸線。フルマラソンは7時スタートでしたがハーフは9時から。随分遅い始りですこと。朝こんなにゆっくりできるレースは初めて。夏は白夜(一晩中暗くならない)だし時間は関係ない気もしますね。スタートまでは大会送迎用バスを利用しました。

 

 

レーススタート会場。到着が早かったのか人もまばら…



スタートから走りが結構辛かったです。コロナで体力が落ちたせいなのかわかりませんがいつもの2倍辛かったような?取りあえず最後まで走り切るペースを維持しながらゆっくり走りました。



レース後半のレイクの眺め。


 

 

コースは一貫してきれいだったし気温も上がらず20℃前後くらい。海沿いを走ったり海を望遠したり気持ち良いコースでした。ゴールはダウンタウン近くのパークで観光にも便利な場所でした。

 

 

この数年のマラソンレース。タイムを追求することなく怪我無く楽しく走ることを一番としていて、取りあえず完走できたら良しです。今回も完走でき二重丸でーす。ニコニコ

 

 

終了後は地ビールをいただきました。病み上がりのレースはしんどかったけどご褒美ビールが美味しかったです。フルマラソンの後は疲れ切ってビール飲む気にもなりませんけどハーフマラソンならアルコールが入ることに気付きました。笑



運よく?密かに?フィニッシャーTシャツを配っていたところに居合わせ1枚いただきました。夫はなぜか2枚ゲット。

 

 

ハーフマラソンにして良かったです。その後の観光も支障なくハイキングも問題なかったですし。

 

 

次回はアラスカ観光を書きたいと思います。

 

 

ではまた~にっこり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今朝目覚めると雨が降っていました。

 

 

カリフォルニア17年目ですが6月の雨は初めてです。まるで日本の梅雨のようでとても懐かしい気持ち。雨っていいもんですね~ニコニコ しばし癒されておりました。ラブラブ

 

 

今日は日曜日でいつもならマラソンの練習でロングランに出かけるのですが今週は月曜日からコロナの症状が出まして自己隔離中なのです。

 

 

といいますのも先々週夫がコロナ感染しましてね。流行当時からずっと元気でいたのですがこの時期にどうしてなのか感染してしまいました。夫は在宅勤務でまったく外の人とは関わってなかったのですがその週たまたま選挙立会人ボランティアの講習に出かけそこで移されたようです。数日後悪寒で発病。折りしも結婚記念日で外食予約と最新映画『トップガン マーヴェリック』劇場鑑賞予定していたのをキャンセル。泣くうさぎ

 

 

テストキットを入手しに出かけた際に私もきっと感染すると思われ2週間分の食料や生活必需品を買い込み帰宅。夫にテストしてもらい夫の陽性判明。この時点では私は陰性、しかし二人で隔離スタート。

 

 

気になるのが私の感染時期如何により3週間後のアンカレッジマラソンに間に合わなくなる可能性あり。ということでここは積極的に感染した方が無難??と思い、家庭内別居は特にせず。夫の感染4日後から私も喉がいがいがしてきました。

 

 

夫はワクチン2回接種後の感染。主な症状は感染直後から数日間、38℃越発熱と解熱を繰り返す普通のインフルエンザ症状と咳と咽頭痛。この間アスピリン内服だけで対応。共有スペースは一緒に使うも寝室だけ別々に生活。現在11日目で症状はほとんどありませんが昨日テストしたところ微妙に陽性。

 

 

私は7日目、昨日の段階でしっかり陽性反応。感染直後37℃台微熱が1日だけ今は咽頭痛と咳が続く。咽頭痛はここ10年の風邪のうち一番ひどかったです。ついで痰が声帯付近で粘く絡みつき出にくかった。次いで咳、この咳が出る限り隔離しなくてないけない。アラスカ出発まであと10日あるので心配なさそうだけど用心にこしたことはない。

 

 

カリフォルニアのコロナ隔離(推奨)ガイドラインでは症状もしくはテスト陽性の場合5日間隔離その後投薬なしで無症状ならマスク着用で外出しても良いそうだ。

 

 

私はワクチン3回接種したせいで回復は早いのだろうか?重症にいたらなくて良かったとは思う。

 

 

8年前に罹ったインフルエンザのときは40℃超発熱と解熱を数回繰り返し死ぬ思いだったからそれに比べたら全く軽い軽い。普通の風邪症状だけで噂に聞いていた味覚不全はなくてよかった。食べることが好きなのに味覚を奪われたらたまらん。

 

 

それにしても周囲で無症状陽性だった人も数人いるし市中野放しで陽性の人たくさんいるのだろうな。どうしてあんなに元気な夫が発病したのかもいまだに不明。同じ家に住んでいる人たちはまず感染し合うってこともよく分かった。

 

 

ということでコロナ症状なくなるまで隔離必須でアラスカ出発まで10日だけどランニングできません。20マイル走は2回したので走れなくはないと思うけど前日ビブピックアップの際の体調でフルマラソンかハーフマラソンに切り替えるか決めようと思います。メインはアラスカ観光なので観光に支障が出るのも嫌なんですよね。フルマラソンはいつでもできるから。

 

 

今週も回復に専念します。

 

 

ではまた~ニコニコ

レースまで3週間となりました。
 
 
週末のロングランは徐々にテーパリングしておりまして今日は16.5マイルでした。
 
 
今週はいくぶんか涼しく走りやすくなりましたが毎週ロング走のため脚の疲労が抜けきれていません。今日はとにかくイージーランでできるだけ歩かないよう、走り続けようと思いました。
 

 

 

 

坂になると脚が上がりにくかったですがノルマは果たせました。

 

 

怪我もありませんし来週末ロング走は12マイルくらい走っておこうと思います。

 

 

ではまた~

こんにちは。
 
 
アンカレッジマラソンまで一カ月を切ってきました。
 
 
今週は少し気温が下がってくれて朝ランがしやすかった一週間でした。といっても先週のロング走の疲れが抜けきれず足に疲労が溜まってる状態なのですがね。筋肉疲労はイージーにして距離も減らすしかないですが週末はどうしてもロング走をしなければレースまで体がつくれないのでバランスを見ながら練習することが大事となります。
 
 
今日はロングスローディスタンス(LSD)で22マイル走ってきました。先週は中盤から熱射病っぽくなり脱水気味だったので今日は中盤から電解質で補充(ポカリパウダーみたいなものを水に溶いて飲む)しました。最近電解質パウダーを買ってなくてほとんどソルトカプセルに頼ってました(水があればどこでも飲めるので)。知人にもらったのを使ったのですがとても美味しかった。電解質パウダーはここ数年でかなり味に進歩を感じます。ニコニコ
 
 
6時半スタート。もっと早くにスタートするはずが寝過ごし太陽はすっかり登っておりました。でもまだ涼しくイージーで10マイルほど。その後だんだん暑くなり先週からの脚の疲労も重なり歩きも入るようになり...後半は木陰のあるトレイルをゆっくり走り疲れたら歩いてを繰り替えし終了。後半はバテバテでしたが先週みたいな脱水症状もなく良かったです。
 
 
ロングラン終了直後は筋疲労回復を早めるべくプロテイン補充のため毎度ゆで卵1個かプロテイン飲料を飲むのですが今日は夫が買ってきたものを即席で。すごく濃厚で全果糖で甘かったです。400カロリーもありその後数時間お腹がパンパンでした。オエー 次回は200カロリーくらいにします。
 
 
朝のスタートが早ければ早いほど快適ですね。夏はこうこなくっちゃ~。一日の始まりに全部済ませて暑くなったら家から出ない。カリフォルニア内陸地に住む者の掟。笑
 

 

今日のランで通過したアメリカンリバー。再び英気を養いました。癒しスポット~昇天

 

 

今日のLSD総括

 

 

ルート

 

 

来週末から徐々にテーパリングします。18マイル走りたいけど疲労が抜けてなかったら15マイルくらいかな。体調みながら走ります。

 

 

ではまた~ニコニコ