あただの映画三昧 -16ページ目

いつか読書する日

主演…田中裕子、岸部一徳。
もう、この配役だけで「ハズレなし」ということが十分予想される。

齢50の地味な女性の変わらない毎日を描くに連れ、少しずつ昔の恋の思い出が見えて来る。

痴呆症、寝たきり看護、幼児虐待、、、割と重たい内容も、その「普通の生活」の中に含有させ、ノスタルジックでありながら、巧く「今を生きる人々」を表している。

昨今“大人の恋の物語”というと、ドロドロするか、韓流のようにあり得ない設定になりがち。
その類のモノがドル箱であるにも関わらず、敢えて背を向けて作られた“本物の大人の作品”と云える。

ラスト間近の展開は急激で少しコミカルでもある。
評価が分かれるところだが、ここだけが少ししっくりこなかったかな。

2300円

サンシャイン 2057

「太陽に核爆弾を打ち込むミッションに選ばれた、命知らずの8人」
「しかし、いるハズのない者が、船内に一人いた。」

うーん。予告編からして、既にB級の匂い…

自称「ダメSF好き」の私としては、見過ごせない作品である。

思い返せば、年少時に無け無しの小遣いをはたいて観に行ったなあ。

“和製SF超大作”『宇宙からのメッセージ』

あっ。そういえば、あれも真田広之主演だ。



さておき、本題

ノッケから、凄いメカ(太陽光を遮断するシステム)と大音響炸裂。
もろに期待膨らむ。

来た真田広之っ!

ん…

そういう感じで終わりですか。


そして『エイリアン』へのオマージュ?

「せんでもええやろ。そんな寄り道!!」

&挙句やっぱりTrouble。
そして“奴”に乗り込まれる。トホホ…
王道のお決まりパターン。


この“奴”の演出がすべてをぶち壊し。
恐らく「神に近づいた男」を描きたかったのだろうが、説得力なし。

最後に見事な「ダメっぷり」でした。

私のような特殊なファンのみにオススメします。

900円

ニライカナイからの手紙

自身が沖縄熱に最も浮かれていた公開当時、魅かれていた作品ではあったが、あまりにも上映条件が悪くて見逃してしまった

逆に「ウチナ映画」に食傷気味な昨今…
“蒼井優”この一点がポイントとなる。


さて、全般的な結論。
みんなが泣くであろう「ええ話」。
夏のお泊り会の夜、必ず恐い話合戦で出て来る「これ聞いた人間は後でみな死んだんやで」級の鉄板。

ただ、展開がとてもまずい。
いらん枝葉が多いし、ラストのクドさは特筆もの。
予想通り、ブレイク直前の輝く“蒼井優”にのみ、助けられたといえる。
泣いたけどね。

10年程経って「あの時期そういう系の作品ばっかやったなあ~。泣いたけどね。」と思い返すのだろう。
1100円