4/21にメンバーの昇格が発表されました。


Team S

大村杏

杉本りいな

原優寧

 

Team Kll

篠原京香

山村さくら

鈴木愛來

 

Team E

森本くるみ



1011で11期生昇格の時期について書きましたが、2月に制服の芽公演で原さんを見た時に11期生の昇格はあとはタイミングだけの問題だろうと思っていました。3月にラグーナのイベントを見た時にそれは確信となりました。


今回の28時間企画はSKEのバラエティ力を向上させるという意味もあるのでしょうが、昇格発表のための場として用意されたのではとも思っています。

皆さんおめでとうございます。


配属先については、山村さんは相当の歌唱力が要求される公演をやっているチームSに行った方が彼女の歌唱力が生かされるのではないかと最初は思いましたが、水野さん卒業を聞いた今はなるほど、と思います。いずれは「空の青さに理由はない」に起用して彼女の歌唱力の魅力が世間に広まればいいなと思います。


約2年間の研究生を勤めた11期生ですが、運営は決して飼い殺しにしていたわけではなく、むしろじっくりと育てたという印象を持っています。


エントリーにレギュレーションを設けることで、昨年の今頃はパレオはエメラルド選抜、今年はティーンズユニットと頑張れば結果を残せる場を提供して成功体験を積ませました。


昨年のサマーツアーではソロユニットとして個人の魅力をアピールする場を提供していました。


公演では当初はWGU公演でしたが、これは主に10期生と共に演じることが多くて相当学ぶことは多かったと思います。またこの公演は制服の芽公演の演目が多かったので制服の芽公演への移行もスムーズだったと思います。


さらに制服の芽公演では大村さんと篠原さんに、手をつなぎながら公演では森本さんに公演センターや、ユニットセンターを経験させています。原さんにはシングルのc/w曲2曲でセンターをつとめさせています。NMBではセンターをとりたいと言っているメンバーが7-8人いるのに比べて、「自分なんかがセンターなんて」という言葉を発しがちなSKEメンバーが多い中、センターからの景色を体験させることでこの傾向を変えていくきっかけになると思います。


そして原さん。2作連続での選抜抜擢という運営の期待に対して、大村・篠原とは異なる個性を持ったダンスを磨くことで最近は見違えるようにダンスが上手くなって見事に応えたと思います。彼女のここまでの成長を気長に待った運営は、不公平にならないように同時に前述のように他のメンバーにも様々なチャンスの場を提供していたと思います。



彼女自身、自分の成長を気長に待ってくれたSKEへの感謝を述べています。


↑14周年コンサートでまだ劇場デビューすらしていない原さんをセンターで2曲も起用した運営。未来とはでいきなり振りを間違えたのを目の当たりにしたのは強烈な印象に残っていますが、以来ここまで彼女自身の努力でよくぞ運営の期待に応えたと思います。王冠の重みに耐えた。

今この714記事を読み直すと、当時感じた運営の次世代戦略が着実に実を結んでいると思います。


原さんのbeautiful センターは、林さんの岸辺の少女よセンターと同じで運営は14周年コン以来一貫して長期的に推してますよ、というメッセージをファンにも本人へも発していると思います。


昇格してしまえば先輩たちに埋没してしまいかねませんが、11期生はWGU公演や制服の芽公演という場を与えられたこともあり、研究生というファンにとっては「別腹」という揺籃環境の中で着実に固定ファンを増やしていったと思います。それが大村さんの選抜抜擢にも繋がっていった一因でしょう。