6/26(土)、先週の夜釣りが、魚の引きを楽しめ釣果も上々で理想的だったので、今週も同様の結果を得るべく川奈へ夜釣りに行くことに。事前に知り合いに、魚が沢山釣れたら持っていくことを伝えているので、前回以上に数釣りたいところ。先週同様、金曜午後はお休みを頂き、家族の夕食用にハヤシライスとカルパッチョを作り置きしてから出発。いつものように青木釣具店でオキアミ3kg分のコマセを混ぜ混ぜして21:00頃に磯へ下りて行く。

オタマジャクシのいる水溜まりに親ガエルの姿が。

親ガエルは以前から時々姿を見かけることがあったが、じっくり観察して種類を確認することがなかったが、周囲に木は無いので、モリアオガエルではなくシュレーゲルアオガエルではと睨んでいた。ネット情報では、絶対ではないようだが傾向として、虹彩が赤っぽいのがモリアオガエル、黄色なのがシュレーゲルアオガエルとのこと。この個体は黄色なので、やはりシュレーゲルアオガエルのようだ。東京で見たことは無かったが静岡県では比較的繁殖しているらしい。


海況は平穏で遥か南海上にある台風5号の影響は全く感じられない。早速棚2ヒロ半で開始するも、先週のようにすぐにはウキに反応が出ない。んー、今日は駄目な日なのだろうか。。。錘を重くするなど仕掛け変えようかとまよっていると、21:40頃勢いよくウキが沈む。釣れたのは35cmのイサキ。

仕掛けが間違っている訳ではなさそうだ。

22:15頃には2匹目を確保。先程よりも一回り大きい36.5cm。


これは先週同様、期待できるぞ。大潮だし。と思っていると、空に満月が煌々と光り出し、ヘッドライトがいらない位、辺りを明るく照らす。これは夜釣りにはマイナス。。。


ウキの反応は途切れないが、釣れるのはネンブツダイとハタンポ。1匹だけマガニが釣れたのでエサ用に確保。そのうち、先週のようにメジナやイサキがコマセに寄って来て、30cmオーバーが数釣れてくるはず、とコマセを撒き続けるが、一向にそれらは姿を現さない。

釣れないのが辛くなってきたので、底物仕掛けに釣れたネンブツダイを付けて放り込み、置き竿で放置しておく。やがて眠くなってきて、ウトウトしながら置き竿の穂先を見ていると、いきなり竿先が突っ込んだ。サメでもかかったのかと思ったが、上がって来たのはウツボでがっかり。。。

気を取り直してフカセでまじめに勝負するが、釣れるのはネンブツダイばかり。結局、空が白んで来るまで、延々とネンブツダイが続いて終了。


遊びで、夜中に確保したマガニとイソガニをイシダイ仕掛けに付けて足元に垂らして反応を見ると、何かにグーっと引っ張られて素針に。ブダイのような気もするが早朝なのでまだ起きていないはず。なんだったのか。思い切って大合わせすればよかったか。。。5:30頃に撤収。

本日のお土産はイサキ2匹のみ(36.5cm、35cm)。

大見えを切って魚を配ると公言していたが、ものの見事に惨敗。こりゃフラグを立てちゃった所為だな。。。今回の2匹もまたもメス。オスは何処へ?。産卵はまだそうなので、まだイサキシーズンは続きそうです。


カルパッチョのレシピは昔朝イチか何かで見たものをうる覚えで作っている。分量は適当。
オリーブオイル:大匙1、酢:大匙2、塩:小匙1にチューブニンニクを入れ玉ねぎ1個と混ぜて暫く放置。

大皿に魚を薄く切って並べ、
上にレタスを盛り、
先程の玉ねぎをかける。
お腹が空いている時は一人でペロリといけてしまうので、魚の消費が捗ります。お腹のスリムになることを祈って炭水化物控え目な最近です。


 

6/19(土)、今度こそはと、また川奈へイサキ狙いの夜釣りに。3週間前から夜釣りでイサキを狙い始めたが、6/21の夏至が近く、日が一年で一番長くなる時期であることもあり、十分な夜釣り時間を確保できず不完全燃焼。毎回2匹しか釣れないのは、腕のせいかもしれないけど、十分なコマセと時間をかければ、もっと釣れるはず。

週末は土曜は午前中から雨予報、日曜は午前中から晴れ予報。夜釣りなら金曜夜、底物なら日曜昼が良いので、今回は金曜夜から土曜朝まで勝負することに。早く家を出発するため金曜の午後はお休みを頂き早めに帰宅。家族の夕食用に鍋一杯のカレーを作り、洗濯物を干し家を出発。

真鶴の青木釣具店でオキアミ3kg分のコマセを購入して出発すると雨が降り出す。一時的なものだと思ったが伊東に着いても降っている。この時期の天気予報はあてにならない。うかつにも雨具を持って来ていない。。。本降りにはならないと思うが、このまま夜釣りに突入し本降りとなった場合に後悔しないよう、100円ショップに寄りカッパを購入する。結局、直ぐに雨は止み使用することは無かったのですが。。。

磯に降り立ったのは20:50、21:00までには開始しようとタモを組み立てていると、「バキッ!」、メンテナンス不良で固着したタモ枠が折れる。。。こんな事は慣れているので釣り糸で補強して組み立て完了。釣り開始。

コマセが効くまで1時間位は反応が無いかもなあと思いながら仕掛けを投入すると、2投目位で早くもウキに反応あり。今日は活性が高そうでワクワクします。始めに釣れたのは、なぜかマガニ。朝に糸を垂らすとイシダイが釣れるかもしれないのでキープしておきます。

21:30、早速良型のイサキ。


21:36、31cmのクチブトメジナ。


この調子で釣れ続けると、すぐにクーラー満タンか?、帰りが辛いので20匹位釣れたら、そこで打ち止めとするか。などど、狸の皮算用が始まります。しかし入れ食いとはならず、その後はポツリポツリ。ネンブツダイやハタンポなど餌取りにも悩まされます。そして深夜には沈黙の時間が。

0:25、39cmメジナ。

型は良いのですが異様に痩せている気がする。産卵後だから仕方ないか。。。


1:48、小さいイスズミ。リリース。


沈黙が続く中、2:42、いきなりウキが勢い良く沈みます。おおっ、これは大きい。ぶり上げたのは40cmのイサキ。立派立派!

急に魚の気配が出て来て再びイサキが釣れ始めます。


そこへ、暗闇の中、3人のルアーマンが現れました。挨拶をしてイサキを釣っていることを伝えます。最近青物は釣れているかとか、今日はベイトが入っているかとか聞かれたので都度答えますが、ベイトがいるか確認するために自分の釣座の海面をライトで照らすのは止めて欲しい、ずっと辛抱して、やっと折角時合が気はじめた所なのに。。。

ああ、もう釣れなくなっちゃったかなあと、半ばあきらめて続けると、またイサキやクチブトが釣れてきました。

まあ結果オーライで許す。やがて辺りが明るくなってきた頃にコマセを撒き切って終了。結果はイサキ8匹、クチブト3匹。思ったより数は伸びませんでしたが、どれも30cm以上の良型だったので食料としては十二分です。


4:30頃に初めに釣れたマガニを付けた仕掛けを足元に垂らして見るも、イシガキダイっぽい反応で餌が取られて終了。


日が昇ってきたので撤収します。


先程のルアーマンの方々の所へ行って様子を聞きます。イサキが釣れたそうですが、他は反応無しとのこと。青物にはまだ早いのではないかと思いましたが、聞くと、すでに、釣れるところでは釣れ始めているそうです。ありがとうございました。

本日のお土産は、イサキ8(40cm~31cm)、クチブトメジナ3(39,33,31cm)の2種11匹で豊漁でした。


イサキの型が良いのが非常にうれしいです。平均34cm位でしょうか。反対にクチブトメジナは瘦せ細り、身の色もなんだか少し白く濁っている感じがします。。。不思議なことに、イサキ8匹は今回も全部メス。せっかくなので卵は煮付けにしました。正に産卵前の荒食い状態なのでしょうか。数が多かったので、週明けからは毎日魚メニュー。天ぷら、フライ、刺身、漬け、カルパッチョ。最後は、ヘルシーで量が捌け飽きの来ないカルパッチョでほぼ消費しました。今度からは配る先も考えておく必要があるかも。。。

 

深夜の釣れない時間帯はしんどいでうすが、23時頃までの時間と早朝の3:00頃からはそこそこヒットがあり、久しぶりに魚との引っ張り合いを満喫できた楽しい釣行でした。

6/12(土)、今度こそじっくりと夜釣りを楽しみたい、ということで、3度目の正直とばかり、前回、前々回に引き続き川奈へ行くことに。

波予報を見ると伊豆半島全域がべた凪で風も無い。こんな好条件はめったに無い。伊豆諸島釣行を計画しておくべきだったか。そろそろ梅雨入りしそうだし。。。夜釣りだけで終わらせてはもったいなので、先日から海況や風向きの関係で行けなかった西伊豆の戸田へイシダイ狙いの初釣行も計画に含めることに。

0:00~4:00と十分な夜釣りの時間を確保すべく早めに家を出発。青木釣具店でコマセとサザエ1kgを調達。釣り開始は0:30。遅れた理由を分析すると、真鶴から川奈まで移動時間、また、磯へ下りるまでの時間が予想よりもかかることだった。1回の釣行での移動時間が長すぎてコスパが悪い。。。

海はべた凪で磯全体が乾いていて超安全。月明りも無く絶好の夜釣り日和。30分にイサキ1匹計算で明るくなるまでに7匹は釣りたい。コマセをガンガン撒くも、待てど暮らせどウキは沈まず。。。

どうも仕掛けの具合が良く無さそう。ウキの通りが悪く仕掛けが落ちていっていないし、表層の流れに乗って仕掛けが流される。サルカンと針の間に重いガン玉を打っているのになぜ?。試しに針近くにもう1つガン玉を足してみると、あら不思議、仕掛けは落ちるし流されなくなった。夜釣りでガン玉を針近くに打つ効果って、針を下に落とすだけだと思っていたのにこんな効果もあるのね、と今更ながら気付く。何年釣りやってるんだか。。。

途端に付け餌が取られはじめたので期待度があがる。1:30頃、やっとウキに反応と思ったら15cm位のムツ。まあ、魚がいることだけでも分かって良かった。次に釣れたのはフグ。うっ、今夜は小魚が寄って来ているのか。。。水面を見ると、ベイトが群れている感じがする。でもそのうち、ベイトの下に大物が寄ってくるのではと期待。

2:12 突然勢い良くウキが沈み良い手応え。上がって来たのはオナガメジナ31cm。

型は今一だが強い引きが楽しい。ここから入れ食い突入。すぐにオナガの手応えも抜き上げようとしてバラシ。またオナガっぽい手応えも根に潜られて根掛り。次こそは仕掛けを流すも、いきなり反応が無くなり食わなくなった。根掛りでハリスが短くなった後で横着してそのままにしたからか。。。


暫く粘って2:58、ゆっくり沈む引きで巻くとあまり抵抗無く上がってきた良型はムラソイ32cm!でかい。

こんなムラソイ見たことない。主の貫禄です。どうやらウキ止めが効いておらず、仕掛けが底まで落ちていた模様。調整しないで適当な仕掛けで流していたのが幸いしたようです。


その後、エサ取りは活発ですが、ネンブツダイが1匹釣れたのみで4:20頃には空が明るくなって来て終了。


肝心のイサキの姿は全く見れませんでした。。。結局、お土産はオナガメジナとムラソイの1匹のみ。針には7匹かかったので30分に1匹という計算は間違ってはいなかったのですが、せめて、逃がしたオナガメジナ2匹を確保したかった。朝日を見ながら撤収。


色鮮やかな毛虫を見かけたのでパシャリ。ネットで調べるとフクラスズメという蛾の幼虫でした。


次の目的地である西伊豆の戸田のゴロタへ向かいます。6:50に到着。駐車場はコロナの影響で封鎖されていないか心配でしたが、空いていてガラガラでした。7月中旬頃から海水浴で有料となるようですが、今は無料なのでうれしい。駐車場からゴロタを見ると、北側には富士山とルアーマンの姿、


南側には底物師の姿が。

こりゃ駐車場から近くて楽ちんだ。


早速イシダイ師の方に話を伺いに行く。
・ガンガゼでやっているが今日は全く反応が無い。
・群れで周ってくることがあり、その場合に2本の竿にかかる場合もある。
・これから潮が引いて行く時間なので釣れなくなる。
ありがとうございました。

ネットの情報を読み解くと、ここは浅く沖合で急激に落ち込んでいるので14号位のラインで80mほど遠投するとあったのですが、イシダイ師の方が投げているのは40m位でしょうか。あまり遠投しなくても釣れる時は釣れるようです。自分はそんなに投げられる腕はないので安心しました。まあ、ガンガゼなので遠投できないというのもあるのでしょうが。奥の方にも釣座に良い岩があるとのことで、もう一組の根魚狙いの方よりもさらに奥に釣座を構えました。選んだ場所は良く人が入るらしくピトン跡もはっきりしており、非常に安定した釣座で昼寝に丁度良さそう。


さっそくサザエを付けて大遠投!と思ったのですがカウンターで40m。先程のイシダイ師がガンガゼを軽く放り込んだ距離と変わらないとは。。。まったく当たりが無く暇なので、岩にもたれかかりウトウト昼寝しながら待っていると、竿先に反応が。ウツボでした。もっと遠くへ!と遠投を試みていると、カウンター読みで60m達成。やればできるじゃないか。80mまでは、まだまだですが、自分なりに満足。ハードル低いです。ずいぶん待って反応があるもウツボ。餌はほとんど齧られておらず、本命はおろか魚の気配が無い。。。ウツボも魚ですが。。。だめだ、今日は釣れない日だ。しかもここは浅場だし干潮でさらに浅くなっているし、こんな不毛な釣りはやってられない。場所替えだ。と、先程の石鯛師の方を見ると、既に姿無し。とっくに見切りを付けて撤収されたようです。

今日は何か海の様子がおかしい。正に凪倒れで、釣れないモードになっている気がする。10:00頃には撤収。どこか深場へ移動しよう。ということで、以前、訪れた際に気になっていた、富戸のウノクソへ。ウノクソと右側の中山の間の沖合が深くなっていて、今度機会があれば訪れたいと思っていたんですよね。そうと決まれば富戸へGO。来た道を逆にたどり、再び東伊豆へ。

13:00頃、ウノクソに到着すると誰もいません。釣れていないのかな?。水面まで10mほどあるので水汲みバケツが届かず。石鯛竿の2番目位の位置にバケツの紐を括り付けて、釣り上げるようにして手洗い用の水を汲みます。


さっそくサザエを放り込みますが、ウツボ、ウツボ、ウツボ。戸田に比べて格段に当たりの数は多いですが、本命の当たりはなし。やっぱり今日は釣れない日だ。。。16:00過ぎに餌が尽きて撤収。

本日のお土産はムラソイ1(32cm)、オナガメジナ1(31cm)のみ。


貧果ですが、こんな巨大なムラソイは見たことがない。カサゴ類は成長が遅いそうなので、ここまで大きくなるのに何年生きているだろう。自己レコード更新はうれしいです。


それにしても底物はさっぱりだった。時期的には、まだまだ釣れる時期だと思うのだけれど、石鯛は卵を産みに何処かへ行ってしまったのだろうか。

6/6(土)、先週釣った良型イサキが忘れられず再び川奈へ。

西伊豆方面の初場所となる釣り場へ行きたかったが、波予報を見ると低気圧通過後の南からのウネリが強そう。良く知った磯ならば波裏を選択できるが、初めての場所は危険なので止めた。先週釣ったイサキは脂がのっていて良質だった。せっかくの旬なので今回はイシダイではなくイサキをメインに狙うことに。コメント欄に報告頂いた宇佐美長根での夜釣りの大漁報告がうらやましく、丁度、夜釣りがやりたくて仕方なかったところ。あの電気ウキがモゾモゾと沈んで行くときの期待感と、そのあとの重量感のある引きは最高です。

そうと決まれば計画を立てる。前回、夜明け間際に釣り始めた為、エサ取りが出始めるまでの短時間勝負となりイサキ2匹しか釣れなかったが、今回は長い間勝負して数釣りたい。3時間勝負できれば、1時間に最低2匹としても6匹は釣れる計算。明るくなってからは、どうせ釣れないだろうけど軽くイシダイ釣りをして10:00には撤収すれば帰宅後の休日時間も満喫できる。

しかし予想通り出だしからつまずく。子供に夕飯を食べさせた後にすぐに出発する予定が、寝かしつけをせがまれ、寝かしつけてからの出発。この分だと2時~4時の2時間勝負か。。。海はかなりウネリが入っている様子で、休日だというのに、通りがかった米神堤防に、いつも見える夜釣りのライトが見えなかった。堤防が波をかぶっているのだろう。。。行きがけに青木釣具店でオキアミ1枚、コマセ、サザエ1kgを購入。しめて3000円也。

駐車スペース到着時間はさらに想定より遅れたので、実釣時間は3時~4時までの1時間勝負となりそう。コマセは半分車に置いて行き、次回使うことにしよう。。。磯へのルートは、前回剪定を行ったためか邪魔な草木が減って入りやすく感じた。次に入る時のために更に剪定しておこうと、気になる箇所を剪定しながら進む。

磯へ着くと、霧状の空気にライトが反射され周囲が見づらい。これはやばい雰囲気。岩場の海側から波の当たる大きな音が聞こえる。ウネリで砕けた波が霧状になって漂っているのだろう。釣座は大丈夫か?。。。

釣座に着くとやはり全面濡れている。時々大きなうねりが襲うが、波裏だし干潮に向けて下げているので時間と共に危険度は減るだろう。準備をし釣り開始時の時間を確認すると既に3:40。 あれっ?どこで時間ロスした?これじゃ、前回と同じくエサ取りが出だすまでの短時間勝負じゃないか。のんびり剪定していたのが仇となってしまった。。。

安全第一で前回よりも高場にある沖寄りの釣座から棚二ヒロ半位で仕掛けを放り込みコマセをガンガン投入する。深そうなので釣れるか心配だが、イサキなら浮いて来て釣れるかも。しかし反応なし。。。1度、ウキがわずかに沈み小さな魚が掛かったが、ばらしてしまった。重さ的にハタンポっぽい。ダメだ。やはり前回のポイントで釣ろう。。。

既に4時を過ぎ辺りは薄明るくなってきている。残り時間わずか。前回の釣座に移ると、ザザーっ!一際大きなうねりが襲い、足元を波が洗い危うくバッカンが流されるところだった。慌てて一段高場に移動する。反応が無いので半ばあきらめてコマセをガンガン撒いていると、突然、10m位前方でウキが勢い良く沈んだ。キターっ!良い手応えを楽しみながら巻き上げると良型のイサキ。ぶっこ抜き。34cm。良かった、何とか1匹確保できた。今日もイサキが寄ってたんだな。もう少し時間があれば。。。

群れが来てればまだ釣れるかもと流していくと、同様に10m位前方に流れたところでウキが沈む。よっしゃー2匹目。34cm。何だか前方10mの場所に潮目ができてイサキの群れが薄黒く見える気がする。よし、次、と期待して同じ場所を攻めるが、エサは取られるもののウキへの反応は出ない。。。木っ端が群れ出したか。一気にコマセを撒き過ぎたため、5:00前には弾切れで終了。群れがいるように見えたのは気のせいだったのだろうか。。。

とりあえず34cmの良型イサキが確保できて次週の食料としては満足。

 

実釣時間と釣果は前回と変わり映えしないけれど仕方ない。夜釣りはまた今度、十分に満足できる時間確保してトライすることにしよう。。。

きっとここで帰るのが効率的にはベストなのだろうけど、折角この場所まで来たのだからイシダイをトライせねば。6:20頃にはウネリに対して安全と思われる位置に竿2本出しのセット完了。


海の中は前回よりも活性が高いようでイシガキダイと思われる当たりが頻繁にありサザエの消費が非常に速い。よって、すぐに餌が尽きて終了することになった。時刻を見ると、ええっ、まだ8時過ぎ?10時位になっているかと思った。。。こんなにエサ取りが多いとなると春のイシダイシーズンはそろそろ終了かも。波はだいぶ収まってきたようだ。

 

帰りの斜面はやはり次回のために剪定しながら登る。前回、ハアハア言って動けなくなるかと思ったが、今回は落ち着いてゆっくり歩いたためか体力的に大分余裕が有った。前日の雨で斜面は滑りやすくなっていたのが大変だった。余裕が出たためか、いろんな果実の木があるのに気付く。海岸付近の山ぶどうの木、斜面に木苺・登り切ったあたりには桑の実、アケビらしき緑の実もあった。

帰宅途中、時間に余裕があったのでタックルベリーで物色。最近、釣り針にはまっている。いろんな小物を見ていると、釣りのイメージが沸いて、ついつい無駄買いしてしまうが、釣り針は単価が安いので、たとえ使うことが無かったとしてもダメージが少なくてすむ。今回買ったのは、離島で60cmオナガを狙う用の針132円と、また冬になったらブダイ釣りに使えそうな針66円で、合計198円。当面使う事が無いだろうから、使う前に無くしそう。まあ、使うシーンを想像してニヤニヤする用ですね。。。

家には、このようにして買った針がゴロゴロ転がっているが、肝心の普段使いできるものが無く、必要時には釣具屋に走ることになる。結局、必要な物を必要な量だけ都度購入するのが経済的。。。


本日の釣果は、イサキ2(34cm)。不思議にも、前回釣った2匹も、今回の2匹も、全てメスだった。

貧果だが効率としては良い釣りだったのではないだろうか。美しい魚体と体高のある腹パンな姿が美味しそう。脂もノリノリです。大事に食べよ。


週明け、手で触った頭、首、胸、背中、腕、足と色んな場所に虫刺されの痕ができ痒くて仕方なかった。毛虫の姿は見なかったが、こりゃ、きっと、手袋や服に毛虫の毛が付いていたな。。。

5/29(土) 体力が回復してきたので今回は本気でイシダイを狙う。

週末の天気予報を確認すると晴れ。風は土曜は大西、日曜は無風。波は両日とも問題無し。日曜の釣行がベストだが、月曜に影響の無いよう家でゆっくり過ごしたいので土曜に釣行することに。近場で西風に強いイシダイの実績場は、真鶴か宇佐美長根か川奈。どこも若干行き飽きているが魅力的な特級磯。先日、釣り場で出会った方が夜釣りするのが羨ましかったので今回は自分も夜釣りがしたい。3ヵ所の中で夜釣りの釣果が一番期待できる川奈に行くことに。2:00頃に釣座に入り2時間夜釣りをし、4:00頃に明るくなってきたら石鯛釣り開始、12:00頃まで勝負する計画を立てる。釣果が期待でき、早めに余裕をもって帰宅できる完璧な計画。大潮直後の中潮で潮が大きく動くため、お昼の干潮の潮止まり前の10:00頃には魚の活性が高まって石鯛釣れちゃうかも。

 

せっかくなのでカルパッチョさんを誘おうとも思ったけれど、行先を決めたのは金曜日の夜。あまりにも急だし、おそらく南伊豆に向けて既に家を出発していることだろう。ともすると、既に南伊豆にいるかもしれない。またの機会に。

夜釣り用のコマセは1ヵ月以上冷凍庫で保管していた余り物を使うため、行きがけの青木釣具店ではサザエのみ購入する。本気でイシダイを狙うため、多めの1.5kgを購入。1950円也。

いつものように計画より大幅に遅れ現地の駐車スペース到着。既に時刻は3時。磯に降りて準備を終え釣り始めたのは4時。もうあたりは薄明るくなってきている。小魚が起きて来るまでの短時間勝負。何とか1匹でもお土産を確保したい。棚2ヒロでフカセ開始。時間が無いので後先考えずにコマセをガンガン撒く。

始め、全く反応が無かったが、あきらめかけた4:18頃、ウキがわずかに沈む。しっかり沈むまで待ってから合わせると良型の引き。上がってきたのはイサキ37cm。やったあ!

良型で体高がありお腹もパンパン。まさに旬のイサキで美味しそう。


時合いを逃すまいとすぐに仕掛けを放り込む。この時期にこのあたりの浅場に来るイサキはジャンボだけど、いつも単発なので、もう釣れないだろうと思ってウキを見ていると、4:25頃、またウキが沈み31cmのイサキが釣れた。

 

群れが来てるのか?と、またすぐに仕掛けを投入するも、それ以降は反応が無いまま餌が瞬殺される。ああ、小魚が湧き出したか。。。夜釣りは終了。あっという間に食料が確保できたのでもう帰っても良かったのですが、多めに買ったサザエを無駄にすることもできず、予定通り昼まで勝負することに。

5:00頃、せっかくの朝マヅメなのでダイソーのバイブレーションを投げてみる。

ノルマとして10回投げたところで飽きて終了。いつものように釣れる気がしない。まあ、準備運動のようなものです。


5:25、1本目のイシダイタックル準備完了。

さっそく反応がありウツボが釣れる。


5:39、2本目のイシダイタックル準備完了。

 

反応は随時あるが針掛りしない。ウツボか小さなイシガキダイだろう。

本命らしき当たりがなく暇なので胴付き仕掛けにオキアミを付けて垂らして見ると、7:40、24cmと良型のカワハギが釣れる。これはうまそうだ。

 

置き竿の方は小さな当たりで餌が齧られていく。9:00頃から当たりが多くなり餌が瞬殺されはじめ、どんどんサザエが消費されるが、一向に本命の気配は無い。小型のイシガキダイと思われるエサ取りが激しく釣りにならない。ザリガニがあれば釣り上げられるのに。。。

岩場でマガニと鬼ヤドカリを1匹ずつ見つける。ヤドカリは釣人が余った餌を捨てていったものかもしれないが、ありがたく使わせてもらう。これらでイシガキダイが釣れるかもと期待する。まずマガニに結構明確な当たりが出たが針掛りせず。続けてヤドカリを投入すると、12:21、食い込んだと思って巻くと、40cmを超えそうな良型ブダイ。しっかりと針掛っていたのでごぼう抜き。


12:00頃、それまで独り占めだった釣り場に2人やってきて離れた場所で釣り始める。後で話を聞きに行こう。

14:30頃に餌が尽きるまで結局本命らしき当たり無く、イシガキダイも針掛りしない。今年はもう石鯛のノッコミシーズン終了だろうか、これだけエサ取りの当たりが多いと釣りにならない。でも釣れる時はいきなり来るからなあ。。。

道具を片付け2人の釣人に話を聞きに行くと、撒き餌無しのフカセでアイゴや小鯖が釣れていた。今晩のおかずが確保できれば良いと、楽しそうに釣られている。こういう力の入らない気軽な釣りも良いかもしれない。3タックル分の重い荷物をヒイヒイ言いながらもって来ている自分と比べ、非常にコンパクトな装備でうらやましい。他、いろいろ聞いてお礼を言って帰路につく。

ゴロタ歩きの後、急な斜面を登って撤収。重い荷物を担いでの斜面は非常にきつかった。1歩進むためにヒイヒイ言ってしまう。植生が伸びてきているため、今回も次回来る時のために剪定をしながら一歩一歩慎重に登っていく。

登り終えて道が平らになると余裕が出て来て剪定が楽しくなってくる。切り裂きジャックよろしく、触るものみな傷つけるとばかり、調子に乗ってチョキチョキしながら、ふと手をみると。。。ギャーっ!手の甲に大きな毛虫ーっ!
 

<イメージ画像>

 

慌てて手を振って払い落すと、ハサミも一緒に落ちてしまい、毛虫が落ちてった藪の中からハサミを拾い上げる羽目に。なにやっているんだか。。。ああ恐ろしかった。でも、見事に手の甲のベストポジションに乗っていたなあ。今考えると写真撮って置けば良かったかとも思いましたが、その時はそんな余裕はありませんでした。

本日の釣果は、イサキ2(37cm、31cm)、カワハギ1(24cm)、ブダイ1(40cm強)と3目4匹。おいしい魚が適量捕れて良かった。

 

イサキとカワハギのお腹の中は卵でパンパンでした。出産前のメスを食べてしまうことに少し罪悪感。イサキは刺身でいただき美味しかった。そろそろ昼間は暑いので夜釣りもいいかも。短時間でイサキ2匹釣れたので、もっと時間を掛ければ大漁かも。でも、実際やってみると、時合は一時で、短時間の時と釣果は変わらなかったりするから難しい。。。

不思議だったのは、今回、イソヌカカの姿を見なかったこと。背後から吹いていた風のおかげか、あるいは今回の釣り場の特性か。今、すごしやすい気候なので虫がいなければ釣りに最適な時期ですね。次の釣行も楽しみです。