記事のアップが間延びしたので楽しかった旅の感覚が薄れてしまったような・・・何とか思い出して書きます!
というのも、ホテルがサービスで部屋に置い下さっているテレビ番組表の下の欄に『部屋から見える美しい朝日をご覧下さい』と翌朝の日の出の時間が書いてありました。
5、6年くらい前かなぁ・・同じくこの辺で澄み渡った湖面に堂々と浮かぶ満月を観て心が震えるほど感動した記憶があります。
そんな感動を期待しての早起きです。
その日の出写真がこちら!
水鳥の鳴き声が聞こえ茜に染まる対岸から昇る朝日は、出前の月とおもむきが違って希望を与えてくれるような自然の力強さを従えた美しさです。
無心にそんな情景を感じていると日々の生活でこわばった自身の心がゆっくりほどけていく・・今の自分にとって貴重な時間を過ごすことができました。
これを見るだけでもこちらのホテルに泊まる価値ありですよ♪パチパチパチ!
朝からそんな大自然のショーを楽しんだ後、朝風呂をいただいて朝食です。
いや~ぁ、早起きは三文の徳といいますが健康的な生活リズムは食欲もわきますね♪
ご飯をお替りしてしまうくらい美味しい朝食、ご馳走様でした!
お世話になったホテル琵琶レイクオーツカさん♪
「第26代継体天皇」古代史好き以外の人はあまり馴染みがないと思いますが、古代歴代の天皇を語る上で外せないのがこの天皇なんですよ。
継体天皇が活躍したのは6世紀中。
ヤマト政権がまだ各地方の豪族たちを完全に掌握できていない混沌とした時代、第25代武烈天皇が跡継ぎがないまま亡くなります。
で、その次の皇位継承者として白羽の矢が立ったのがこの継体天皇。
◇ なぜ継体天皇が注目なの?
それは武烈天皇の次に皇位を継承する者がたくさんいる中、さかのぼること第15代応神天皇五世の子孫、継体をわざわざ越の国(現在の福井県付近)から迎え入れたことなんです。
◇ どうして、そんな血縁の遠い皇族をヤマトの王に招き入れたのか?
本当はこの時、ヤマト以外の別勢力による王朝交代があったのでは?という「親王朝交代説」、当時実質的な権力を握っていた大伴金村らが継体なら操りやすいと据えた「ヤマト政権中枢豪族傀儡説」など・・説ありますが結論は出ていません。
しかし今なお謎の多い天皇とされているのが私には魅力的なんですよね。
その継体天皇が生まれた地が滋賀県高島市で、現在も継体天皇ゆかりの地として史跡が多数残っているためその史跡を巡りながら継体天皇が活躍した時代に思いをはせようという旅です。(説明が長っ!)
この古墳から見つかった石棺内外には金銅で作られた冠や靴などの装飾品やたくさんの副葬品が埋葬されていたことから継体天皇に近い豪族三尾氏の関係者が埋葬されていたのではないかと言われています。
石棺はこのような建物内に展示されていて誰でも見れるようになっていますが、私一人しかいませんでした(苦笑)
ここは高島市安曇川町、泰山寺野台地に40基ほどある田中古墳群の中央にある古墳で、継体天皇のお父さん、「彦主人王(ひこうしおう)」の陵墓だといわれている古墳です。
整備された参道(というのか?)を歩いていくと突き当りに「安曇陵墓参考地」があります。(ここも誰一人としていません、笑)
この古墳へ来た道を道なりに西へ向うと広がる泰山寺野台地の中にポツンとたたずむ知る人ぞ知る食堂「ソラノネ食堂」。
ランチは地消地産の食材で作られた料理とカマドで炊き上げたご飯から出される「かまどご飯セット」「カツサンドプレート」「畑の恵みカレー」の3メニューを選ぶことが出来ます。
私が選んだのは「かまどご飯セット」で、最初に出てきた風呂吹き大根。
フラッシュな歯ごたえを残した大根の中にシュンだ薄味のダシ。街の料理店とはまた違った素朴味わいが楽しい一品♪
かまどで炊き上げたごはんはもちろんですが、写真左上の揚げ物は「菊芋」。
歯ごたえと味のバランスがとっても好みでとても美味しかった!
食後のコーヒーを頂いた後、広い畑をのんびり散歩して今回の旅はここでエンディング。
今朝観たお日様は、ソラノネさんの看板のはるか上でしっかりと輝いてましたよ!
久しぶりに出かけた一人旅。
これから日本経済も大変な局面を迎えると思いますが心身ともにリフレッシュして何とか乗り切って行きたいと思います。
長々と綴った一人旅のブログ記事にお付き合いいただきありがとうございました。 また行ければいいなぁ・・・。
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