去年は、生まれて初めての梅仕事で、梅酒と梅干を作りました。
今年は「梅シロップ」作りに挑戦です。簡単な筈のシロップ、でも
私にはいろいろと事件が起きてしまいました。
シロップには完熟していない青梅を使います。今年はビオ・マルシェ
さんから有機の青梅を1キロ買って、同じくビオの洗双糖1キロを
使ってやりました。👇のレシピ通りに。
①まずは水でさっと洗い、串先でヘタを1個1個取り除きます
②消毒した瓶に、砂糖とともに交互に入れていきます
1キロの梅と砂糖って、どれくらいのサイズの瓶に入れたらいいん
だろう?何がなんやらわからずビオ・マルシェに電話して聞いてみる。
そうしたら「瓶にパンパンだと危ないかもしれませんので、3リットル
位の瓶に入れてはどうでしょう?」とのことでした。ところが、うちに
そのサイズの瓶がない。仕方ないので、2リットルと0.8リットルの瓶
2つに分けて詰めましたとさ。
あとは1日1回、瓶を上下してよく混ぜながら、1ヵ月くらいして砂糖が
溶けきるのを待つだけ。
・・の筈なんですが、どーも我が家の瓶を置いた場所が温かすぎたようで、
日を追うごとにぶくぶくと泡立ってきてしまいました。う~ん、これは
レシピにある<もし発酵したら?>のケースなのでは?
どうしたらいいかまたわからなくなり、またビオ・マルシェさんにメール
で相談してしまいました。そしたら👇のようなご丁寧なお返事を頂きました。
「梅シロップの件ですが、内容をお伺いしている感じですと、やはり発酵しているのかと思います。まず、砂糖がまだかなり残っている状態の場合は、小さい容器に移し、冷蔵庫で保管していただいた方が良いかと思います。完全に溶けきらなくても、概ね溶けたらそのままシロップのみ加熱してください。
もし、現時点でほとんど砂糖が溶けている場合は、少し残った砂糖ごとすぐに加熱していただければと思います。取り出した梅はジャムにしてお召し上がりいただいて大丈夫です。しっかり加熱すると、その後発酵が止まり、美味しくお召し上がりいただけるので、ご安心ください。」
この時点で砂糖はほぼ溶けていたので、梅を取り出して煮立たせることに。
③<発酵してしまった場合は>ひと煮立ちさせ、梅を取り出し、液体だけを
冷蔵庫で保存する
👇が鍋でひと煮立ちさせたところ。隣の写真は、取り出した梅をジャムに
するとて、種を取り出し始めたところです。
梅シロップの荒熱を取る間に、梅を剥き終え、去年完熟梅で作った時と
同じやり方でジャムに。ところが作っていて、なんか変水分も足り
ないようだし、少し食べてみたら去年のようなおいしさも感じず。
うーん、なぜ?と思いながら水と砂糖をもう少しずつ足してみた。
👇が今回できた青梅シロップから取り出した梅のジャム。
👇は去年梅干を作る時に、傷んでいた完熟梅で作ったジャム。なんだ
この違いはっ色も味もまろやかさも、去年と比べものにならん。
あとで気づいたのは、去年の完熟梅は生のまま茹でてからジャムにした
(つまり梅自身にたっぷり水分があった)こと。でも今年の青梅は、
シロップにもう梅の水分も、恐らく他の成分も出切ってしまったシワ
シワの梅だったことの違いかな、と。
でもまぁ、ジャムとして食べられないわけではないので、ヨーグルト
に混ぜたり、パンに塗ったりして頂いています(去年ほどおいしくは
ないけどね)。
👇はある日の私の朝食。かなーりボリュームがありますね。最近
夜はあまり食べませんので、たまに朝すごくお腹が空いています。
そんな時は、こんな風にたっぷり食べます。
そして肝心の梅シロップさんですが、煮立たせたあと、こうして瓶に
入れて冷蔵庫で保存してます。私の心配をよそに、とってもおいしく
飲めています。私自身は水や炭酸水で薄めて飲んでます。
そして水泳部の息子が、これまでは練習中に(あの体に悪い人工甘味
料たっぷりの)アクエリアスを飲んでいてかなり気になっていました
が、これができてからは梅シロップに水と氷を入れて持って行くよう
になりました。それだけでも、とっても嬉しい母なのでした。
こんな簡単なものなのに、置き場所が適切でなかったばかりに、大変
あたふたしてしまいました。ご親切にカバーして下さったビオ・マル
シェさんに心から感謝して、また来年も買わせて頂きます。
昨年の初めての梅仕事は、👇からお読み頂けます。