本格的にウクライナへの侵攻を始めたロシア。

キエフが陥落するのは時間の問題、とも言われている。


軍事施設だけを狙った、とロシア政府は主張するけれど、

実際には民間アパートにロケット砲が撃ち込まれている映像が拡散している。


今は誰もが携帯を持ち、

いつでもどこでも撮影してネットに上げる事ができる。

中国のように監視の行き届いた国でさえ、

全てを完全に隠蔽するのは難しい。

ましてや、攻め込まれる被害国は、

積極的に世界に、その非道さを告発するだろう。


だが、結局国連は何もできない事が、

改めて浮き彫りになった。

5つの常任理事国に拒否権がある限り、

他国に攻め行る行為に対してさえ、

非難決議すらできない。

国連の存在意義って何なんだろう?

戦争で被害を受けた人に、

難民高等弁務官事務所が支援をするだけなのか?

いや、それだって必要だとは思うが、

そもそも難民を作らないように、

何故できないのだろう。


国と国の利益が相反するのは当然だ。

土地も物資も、少しでも多く得たい、と思うのは分かる。

だがそれを皆が無制限に主張し合えば、

結局最終的には力による奪い合いとなり、

弱者は搾取されるだけだ。


1か100か、ではなく、

話し合いで落とし所を見つけるのが、

外交というものだろう。

暴力による支配は、

新たな暴力を産むだけだと、

いい加減気がつけよ、と思ってしまう。



今回、プーチンは、

かなり周到に準備していたように思える。

そして、中国への手前、

もっと言えば習近平への手前、

北京五輪が終わったこのタイミングで開始し、

パラリンピックが始まる迄に、

ケリをつけようとするのではないか。


とすればこれからの1週間、

より苛烈な手段に出てくる可能性がある。


プーチンとしては、

今の政権を倒して、

間違ってもNATOに加盟したりしない、

言いなりになる傀儡政権を立てたいのだろうが、

すんなりいくかどうか。

余り強引なやり方に出れば、

内戦状態になることも考えられる。



いつも一番被害を受けるのは

権力には関係ない一般市民だ。

どれだけ意味も意義もない殺戮を繰り返せば、

人類は不毛な争いを止められるのだろう。


もはや溜め息しか出ない·····



皆さんよくご存知だと思うが、

フォローしてくれた人がいると、通知が来る。

マイナー細々ブログだからそんなに多くはないので、

通知が来れば一応どんな方か覗きに行く。


が····


謎に同じ人が何度もフォローしてくる。

何度もはできないだろうから、

1度解除しているはず。


運営から送られてくる通知を見て、

自分のブログを訪れる事を期待して繰り返すのもしれないが、

短期間に何度もやれば、

アイコンを見てあれ!?と思う。

またこの人か、と。

フォロー→解除→フォローを繰り返せば、

何か良いことがあるのだろうか(笑)


明らかな商業目的なブログはスルーするし、

ピックをポチっとして貰うのが目的なら、まずしないよ。

片っ端からフォロー解除を繰り返しているのなら、

まあその人の勝手だが、

私のブログに時間と手間をかけるのは、

本当に無駄なのでやめといた方がいいと思う。



それとも、何か私の知らないメリットがあるのだろうか!?🤔




とうとうロシアのウクライナ進攻が始まったようだ。

北側ベラルーシからの軍事侵攻と、

空港施設等へのミサイル攻撃だ。


ロシアに隣接したウクライナが、

NATOに加盟したい、と言い出した事から危機感を抱き、

何とかNATO加盟を阻止しようとして動き出した事が、

今回の発端だと思われる。



元々ウクライナは旧ソ連の一部だったが、

ソ連崩壊後に独立した。

だがこの国は、ロシア人とウクライナ人が共存しており、

その為に親ロシア派と、西側に近い派とが対立を繰り返してきた。


ロシアは領土は広大だが、

北極海に面した港は冬期には凍結してしまい、

使い物にならない。

それ故、不凍港を求めて南下して、

長年、領土を拡大しようとし続けてきた。

2014年のクリミア併合もそうだし

今回の、ウクライナのドネツク州とルガンスク州の独立承認も、

ロシアに取り込む為の布石だろう。



問題を複雑にしているのは、

ウクライナ国内が1枚板では無いことだ。

そもそもロシアの進攻歓迎派と、

西側に入りたい派が、国内で争っている。

その親ロシア派の支持を根拠に、

プーチンは武力進攻を正当化している。

正当化する為に、数年前からロシアのパスポートを、

ロシア系ウクライナ国民に配りまくっていたらしい。

ロシアのパスポートを持っているのだからロシア国民だ、

そのロシア国民を守る為に軍を送るのだ、という理屈だ。


そして攻撃によって、

首都キエフを含むウクライナ全土を無力化し、

事実上、ロシアの支配下に置こうとしているのだ。



プーチンはKGBの諜報員時代に、

旧東ドイツで活動していて、

ベルリンの壁が崩壊し、

東ドイツが西ドイツに飲み込まれて行く姿を、

間近で見ていたそうだ。


それは言い換えれば、

共産主義が民主主義に打ち負かされた現実でもあったろう。

それだけに、ソ連が崩壊して、

アイデンティティにしていたイデオロギーが危機に瀕し、

何とかその中で立て直しを図っていたプーチンにとって、

盾になるはずのウクライナが西側についてしまえば、

すぐそこまで民主主義が迫ってくる、という恐怖があったのかもしれない。



この時期に進攻を開始したもう1つの理由が、

腰抜けバイデン、と見切ったからだろう。


確かにトランプなら何をするか分からない怖さがあるので、

迂闊に動けなかったかもしれない。

その上、バイデンはアフガニスタンから軍を引き、混乱させるという負の実績を作り、

昨年末にはウクライナには軍を送らない、とハッキリ明言してしまっている。


その背景には、アメリカ国民の、

もはや世界の警察ではない、という意識の変化があるのだろうし、

何故他国の為に、アメリカ国民の命を危険に晒さねばならないのだ?という、

内向き思考も関係していると思う。

ただでさえ支持率が落ちているバイデンにしてみれば、

国民の反感を買ってまで他国に干渉する必要は無い、という事なのだろう。


その上、米中が経済戦争をしている今、

ロシアに関心も無ければ、

金も軍事力も割く余裕が無い、のが本当の所だろう。


ソ連時代から見れば衰退してしまったロシアを、

もう一度大国にしたいプーチンにしてみれば、

米中が睨み合っている今こそ、

漁夫の利を追求できる好機だと思ったのかもしれない。



ウクライナに見られるような、

同国人の中で異民族が共存し、

いつ国境を超えて攻められるか分からない、という緊張感は、

アイヌや琉球王国があったとはいえ、

ほぼ単一民族で、

どことも国境を接していない、我々日本人には、

永遠に理解できないだろう。


だからといって無関心でいてはいけないと思う。

何が起きているのか、キチンと見て、

理解しようとすべきだろう。



プーチンはウクライナに関しては、

西寄りの今の政権を倒して、

傀儡政権を作りたい、というのが着地点なのだろうか。

そして西側諸国は、どこまでそれを防げるのか。

ゼレンスキー大統領は、ウクライナの自治を守れるのか。



プーチンの目的がどこにあるにせよ、

今は別の国である隣国へ軍事侵攻することに、どんな正当化できる理由も無い。

だが、これを国際社会が止められるかどうかは、

今後起こり得る、中国の香港や台湾への弾圧へ対処できるかどうか、の試金石にもなる。

そしてそれができなければ、

日本への影響も避けられない。


決して他人事ではないのだ。




2022年2月22日


確かにこれだけ2が並ぶ日は、

もう生きている間には来ない。

次は200年後?

完璧に2だけの日がくる、けど、

見られないからね。



あちこちで猫の日について書かれているが、

そんな今日、コロナワクチンの、

3回目追加接種に行ってきた。


先週、やっと接種券が届いて、

夫や義母が接種したかかりつけ医に問い合わせたのだが、

既に3月18日まで予約は埋まっていて、

その後のワクチン供給が分からないので、

予約を一時中止しています、との事だった。


再開したとしても射てるのはその後になるだろうから、

最短でも1月は先で、

そんなには待ってられないなぁ、と、

他を探した。


大阪市の接種場所は、今週はどこも一杯で、

しかも遠かったり行きにくい場所が多い。

そういえば自衛隊の接種会場がまた設置されてたっけ、と思い調べてみたら、

最初にできた堺筋本町の八木ビルの他に、

先週頭から、隣駅の北浜の日経今橋ビルが追加されていた。


まだ衆知されていないせいか、

こちらは先週金曜時点で、

今週の予約はがら空き。

2回目も2日くらい発熱したので、

火曜日に接種しておけば、

水・木と昼はヘルパーさんが来て下さって、

義母の昼食を作って貰えるので、

寝込んでいても大丈夫、と思い今日にした。



予約している人が少ないのか、

元々の受付人数が少ないのか、

空いていて早かった。

場所は変わっても去年のスキルがあるからか、

手順も手際も慣れたもので、

あっという間に接種に進み、

到着から30分足らずで、待機まで終了。

駅からも徒歩3分程度だし、

沿線によっては梅田や難波の人混みを通らずに済むので、

この2つの自衛隊の接種会場はなかなかお勧めだ。

モデルナだから、と回避している人もおられるのかもしれないけれど、

接種時の発熱より、罹った時のリスクを考えれば、

ファイザーを待つより早さを優先した方がいいと思う。



うちと取引のある不動産会社の担当者が、

年明け早々に感染したそうだ。

いきなり寒気がして発熱したとかで、

2回接種していたし、インフルエンザか?と思ったものの、

念の為に家庭内隔離をし、

近くの病院でドライブスルー方式でPCR検査をして貰ったら、陽性。

どこで伝染ったのかは全く分からないそうだ。


隔離が早かったお陰か、

家庭内感染は避けられたが、

連絡が来る、という保健所からは梨の礫で、

漸く電話が掛かってきたのは、

数日続いた39℃を超える熱も下がった、

1週間後だったとか。


で、今更ですが、病院も宿泊療養施設も一杯で、

案内できないんです、と言われたそうで😅


まあまだ若いし、

それ位で済んで良かった、と言えるかもしれないが、

高熱は大変だったろうし、

感染したのはデルタ株で、

幸い今は回復しているものの、

しっかり味覚嗅覚障害も出た、とか。

感染しなくて済むなら、それに越した事は無い。



そして23時現在。


3回目はワクチン量が半分らしいのでそのお陰か、

はたまた3回目は副反応が軽いのか、

接種した腕が少し痛い位で、発熱も無し。

その痛みも、2回目と比べれば全然マシだ。


このままアッサリ終わるのか、

明日にはもっと副反応が出るのか、

まだ分からないけれど、

結局夕飯もいつも通り作り、

片づけまで普通にできた。

今日の夕方から明日までは寝ている前提だったんだけど(笑)



オミクロン株はデルタ株より重症化し難い、という事だが、

それでもこれだけ感染者が増えると、

十分な医療が受けられずに亡くなる人が増えているし、

コロナではなく、収容先が見つからずに亡くなる、

他の病気の人も増えている。


結局、自分の為だけではなく、

社会全体の為に何ができるか、と言えば、

罹らないことが一番だ。

そして罹らない為には、

感染予防対策の1つとして、

ワクチン接種も有効だと思う。


なかなか進まないブースター接種が、

早く行き渡りますように。




最後に、

折角のスーパーにゃんにゃんディなので、

我が家のにゃんずの写真でも。




仲良くおやすみ中のような、

8才のくーちゃんと7才のぴーちゃん。

ケンカするとめっちゃ派手です(笑)

ぴーもシニアの仲間入りをしちゃったけど、

仲良く長生きしてね。




感動的な場面は沢山あったが、

5種目に出場し、4つのメダル、

そして疲労も蓄積しているであろう、

最後の1000メートルで、五輪新で金、の、

高木美帆選手は、本当に凄かった。


外国勢の活躍を見ていた彼女が、

デビットコーチにかけられた、

「同じ人間ができていることなんだから、

なんで自分もできると思えないの?」という言葉が、

今も心に響いている、と語っていた。


体格や筋力で、一般的には外国人に劣る日本人は、

だから同じことはできない、と考えがちだ。

だがこの言葉を大事にして努力を続けて、

そうではない事を、高木選手は体現して見せた。


そしてそれは、外国人対日本人、や、

スポーツに関してだけの話ではない。



我々は、とかく自分と他者を比べがちだ。

比べて自分に無いものを数え上げる。


お金が無い。

環境が悪い。

時間も無い。

協力して貰えない。


そして、

だからできない、

だから無理、

だから幸せになれない、

と言い訳にしてしまう。


だが本当にそうだろうか?

それはやらない、

やろうとしない事への言い訳であって、

できない理由では無いのでは?


デビットコーチの言葉は、

それを気づかせてくれる。

限定してしまっているのは、

自分自身なのだと。



カーリング女子の銀メダルも素晴らしかった。


1度は予選敗退を覚悟した彼女達の涙は、

歓喜の涙となり、その勢いで、

予選最終戦で負けたスイスに、準決勝で勝った。

決勝は残念だったが、

前回、平昌五輪のメダリストで、

今回も表彰台に上がったのは日本だけだ。

それだけ実力が伯仲していて、

どの国が勝ってもおかしくない状況になっているということだ。

きっと4年後も、

ドキドキハラハラする試合を見せてくれる事だろう。



だが、ワリエワのドーピンク問題や、

スキージャンプのスーツ規定違反等、

スポーツに纏わりつく闇は深い。


ワリエアの関しては、

「絶望」とあだ名がつく程強くても、

まだ15才の少女には受け止めきれなかったのだろう。

保護が必要な15才だから出場は認めるが、

結果に関してはドーピング問題の結論が出るまで保留、

なんていう中途半端なやり方は、

結局彼女を追い詰めただけだったのではないか。


スノーボードでも、

スポンサー企業ではない、

プラダの名前の入ったボードの使用を認めない、なんていう、

行き過ぎたスポンサー至上主義を振りかざし、

棄権する選手まで出てしまい、

商業五輪の汚濁も晒した。


数々の名勝負の陰で闇もかいま見えて、

商業主義の光と陰が顕著に現れた五輪だったと思う。



だが、死力を尽くした選手達には関係ない話で、

その素晴らしいパフォーマンスには、

心から拍手を送りたいし、

ありがとう、と伝えたい。


と同時に、選手達が気持ちよく闘えるように、

その場を整える事が、

お金を集める事以上に、

大事なIOCの責務なのでは無いか。



2年後のパリまでには、

もう少し改善していて欲しい、と思う。

彼らは全てを賭けているのだから。



昨日は本当に惜しい勝負が多くて·····


スピードスケート・パシュートは、

本当に後一息だった。

終盤、カナダが追い上げていたから、

あのままゴールできていても、

逆転されていたかもしれないけど、

髙木菜那選手は辛いと思う。


でもスピードスケートに転倒はつきものだし、

ギリギリのところで闘っている訳だし、

何より全力を出し切っていたのだから、

誰も責めないし、悪かったとも思わない。

胸を張って帰ってきて欲しいと思う。



ノルディック複合の渡部暁斗選手も、

ゴール前の競り合いに敗れて3位だった。

本人は何でもうちょっと頑張れなかったんだろう、と悔やんでいたけど、

三大会連続メダルって、

本当に凄いことだからね。

尊敬しか無いよ。



一方、カーリングは日本が連敗して、

益々混戦模様になってきた。

この後アメリカと、

勝ち抜けが決まった1位のスイスとの対戦を残していて、

4勝が4チーム並んでいる現状では、

少なくとも1つは勝たないと決勝トーナメントに行けないだろう。

厳しいなぁ。


今夜のアメリカ戦が正念場。

頑張って応援しよう。

カーリング女子の対デンマーク戦、

最後の最後の1投での大逆転には痺れた。


終始劣勢で試合が進んで、最終エンド。

有利な後攻とはいえ、

2点ビハインド。

2点取れて追いつけたとしても、

同点延長はデンマーク後攻になる。


絶体絶命の最後の1投を、

持ち時間残り10秒で投げたスキップ藤澤は、

デンマークのハウス内にあるストーン2つを弾き出し、

まさかの3点で大逆転を決めた。

8割方勝利を確信していたであろう、

デンマーク選手達の呆然とした表情に、

そりゃまさか、だよね、と少し気の毒になった。


だが、藤沢は、

大会前からイメージして練習してきた、

その通り決まって良かったです、と笑う。


凄いね~!



冬季五輪のお陰でカーリングの面白さを知り、

毎回、結構楽しみにしている。


今日はダブルヘッダーで、対ロシア戦が始まった。

また手に汗握る試合を見せて欲しい。



一方、同時刻にスキージャンプのラージヒルもやっていて、

小林陵侑選手は、

1本目142mの大ジャンプで、首位に立っている。

2本目が始まったので、

テレビを2画面にして応援中。



今日は将棋の藤井竜王が、

4連勝で王将のタイトルを取り、

最年少5冠となった。

これまた凄過ぎる。



昔からよく、

年寄りは「最近の若い者は!」と言ってたものだけど、

いやいやどうして、最近の若い者は凄いよね。

もう、尊敬しかない。

年寄りも、冷や水、と言われない程度に、

頑張って生きないと、と姿勢を正す気分になる。




という訳で観戦に専念します。

スポーツはやっぱりいいなぁ。



平野歩夢選手、金メダル、おめでとう!


夏のスケートボード出場を決めて、

東京五輪が1年遅れたせいで、

北京まで僅か半年しか準備期間が無かったのに、

将に圧巻の試技だった。


スケートボードとスノーボード、

同じ板を使う滑走競技だが、

似て非なるものだ、と言っていた解説者がいて、

そりゃそうだよな、と思いながら見ていた。


平野選手自身は、

スケートボードをやったことでプラスになったこともある、と話していて、

相乗効果があったのかもしれない。


それにしても、決勝の3本、失敗無し。

凄すぎる。

だが2本目で、世界で初めての大技を成功させたのに、

まさかの2位。

何で!?と思ったのは私だけでは無いだろう。


実際、解説者ももうちょっと得点が出ると思いましたけどねぇ?と言っていたし、

平野選手自身が、試合後のインタビューで、

「2本目の得点に納得いかなかった、

その怒りをうまく最後に表現できた。」

と話していた。



2本目でトップになれなかった事で、

まだやっていない新技がある、という情報もあったので、

もしそうなら最後にそちらにチャレンジしてみる、という選択をするかな、と思った。


だが彼には、何故この技の評価がそれなんだ、という怒りがあって、

じゃあ完璧なら何点つける?という思いがあったのではないか。


2位評価だった2本目と全く同じ試技をやったことで、

その強い意志を感じた。

これならどうだ!という声が聞こえてきそうだった。


それに対して、

参りました、という、

ジャッジの声が聞こえてきそうな、

大逆転の金メダルだった。


もし2本目でトップになっていたら、

3本目は新技にチャレンジしたんじゃないかな、という気がするので、

それが見られなかったのはちょっと残念ではあるが、

そこは次回の楽しみに取っておくとしよう。



そして、この大会での引退を表明している、

キングオブキング、ショーン・ホワイト選手。

予選1本目で失敗し、後が無い状態で、

2本目でキッチリ決勝進出を決めた。


決勝では2本目で4位につける試技を決め、

最終3本目で更新して、表彰台にあがってくれたら、

最後に平野選手とのツーショットが見られたら、と思ったが、残念だった。


とはいえ、終了後に平野選手を祝福に歩みよったホワイト選手との、

笑顔のツーショットも素敵だった。

新旧交代、の場でもあったろうし、

平野選手へ、これからを託す、という気持ちもあったろう。


一回り年上、35才のホワイト選手の年まで現役を続けられれば、

後3回五輪に出られる事になる。

もっともっと進化していく姿を見せて欲しいと思う。


今回は上位を狙って大技を繰り出し、

上手く行かなかった日本の他の3選手も、

そもそも4人全員が12人しか残れない決勝に残っていたこと自体が凄いので、

これからも切磋琢磨して、更に上を目指してくれれば、と思う。


特に平昌で負傷棄権になってしまった戸塚選手は、

恐怖心もあるだろうに、

この場に立っていることが凄い。

しかもこの1年、絶好調だったらしいので、

五輪の場で発揮できなかったのは残念だと思うが、

まだ若いのだし、

次回、また元気な姿を見せて欲しい。



今回の五輪には他にも、

感動的なシーンは数多あった。


羽生選手が三連覇できなかったのは残念だったが、

ショートで氷に嫌われた時点で、

逆転優勝が難しい事は分かっていたので、

人類初のクワッドアクセルが成功するか、が焦点だった。


そして転倒と回転不足は取られたけれど、

史上初の認定を受けた。


正直言うと、

この4年、クワッドアクセルがモチベーションだったと語っていたので、

完全に成功すれば現役を引退してしまうのではないか、と懸念していた。

これで、完璧な成功を求めて、

もう少し現役を続けてくれるのではないか、

美しいスケーティングを見せて貰えるのではないか、と、ちょっとホッとしている部分もある。


日本人3選手はそれぞれに素晴らしく、

まだ18才の鍵山選手も、

最早風格すら漂う宇野選手も、

益々楽しみだ。




中国にもロシアにも言いたい事は山程あるが、

それはアスリート達には関係ない話。

今は彼らの努力の結晶を堪能したい。


みんな頑張れ!



5人の失格が出たことで、

批判意見、擁護する意見、色々出てきたが、

それによって、看過できない実態が見えてきた。


そもそもは、何故事前チェックではなく、

後出しジャンケンのような事後チェックで失格なのか?という疑問だったのだが、

それ以前の所で、問題があったようだ。



1つは、今回、大量の失格者が出た理由が、

今回からチェックする人が替わり、

その人の判定が厳しかったのではないか、と指摘されている点。


だが、それはおかしい。

誰が判定しても同等の結果が出るのでなければ、

その時点で公正な基準とは言えない。

判定する人によって結果が変わるなんて、

キチンとした、誰もが納得できるマニュアルがあるとは思えない。



そしてもう1つは、

男女それぞれ違う人が担当していて、

しかも選手と1対1でチェックしていた点。


失格になったドイツの選手が、

違反の結果が出るまで、

何度も何度も測り直され、

終わらなかった、と訴えている。

それが本当かどうかは分からないが、

少なくとも1度の測定で違反との結果が出ていれば、

そんな発言をする発想は出てこなかっただろうし、

1対1、という所も大問題だ。


スーツはある程度の伸縮性もあるはずで、

ハッキリ言って、引っ張れば2センチ以内、を、

3センチに伸ばす事も可能だろう。

それを、第3者の目の無いところでやるのなら、

何でもアリだ。


そして、何故女子ばかりが、と批判が出れば、翌日は男子の失格者が出てくるなんて、

いかにも胡散臭い。

とても公明正大にやっている、とは認め難い。



ルールはルール、というのは分かる。

だが、ジャンプ界の中だけのルールが、

社会全体のルールに則しているか、は考える必要がある。


今回の問題で、

一番多く上がった声は、

何故事前チェックをしないのだ?だったと思う。

それが世間の常識というものだろう。


抜き打ちでチェックする事に意味がある、と言っている人もいるようだが、

犯罪のチェックとは訳が違う。

違反者を見つけるのではなく、

違反者を作らない、という発想に、何故なれない。

スポーツなのだ。

違反ギリギリのところで闘ってるとしても、

人によって判定が変わるような曖昧な線引きで、

努力を無にされたら堪らないだろう。


実際、前日は同じスーツでOKだった訳で、

密室で1対1で判定されて、

今日は違反で失格、と言われ、

しかも何の説明もないままで、

到底納得などできないだろう。



起きてしまった事は、もう仕方ない。

だがジャンプ協会は、

少なくともこれを機に、誰もが納得できる、

明確な測定方法と違反規準を設けるべきだし、

それを事後ではなく、事前に測定し、

基準に反していれば、競技前に修正させるようにすべきだろう。



私達は純然たる勝負が見たいのだ。

それを公平な勝負にする為に必要なのは、

失格者を作ることではなく、

全員が失格しないルール作りだ。


事前にチェックしたスーツにはお墨付きを与え、

それを使用するように義務付ければいいだけの話。

事後にチェックできるのだから、

事前にだってできるはず。


やろうとさえすれば。



スキージャンプ混合で、

まさかの高梨選手の1回目ジャンプ、

スーツ規定違反での失格には驚いた。


回りのスタッフが何故、事前に気がつかなかったのか、と思ったが、

その後、各国で計5名もの失格者が出て、

問題はそこだけでは無いような気がしてきた。


体重と板の長さの割合とか、

ジャンプには相当細かい規定があるようだが、

そもそも昔から、日本が勝つ度に、

不利になるようにルール改正されてきた過去があるので、

どうもこの競技は恣意的な運用がなされている様に思えてならない。


陸上や水泳におけるフライングのように、

競技が始まってからの失敗で失格になるのも、

ドーピング違反で失格になるのも仕方ないと思うが、

今回のような、後出しジャンケンのようなやり方は、

努力を重ねてきた選手達に対して、

リスペクトが無さすぎる。


そもそも競技前にスーツをチェックして、

着替えるように指示すれば、

何の問題も無い話ではないか。

このクラスの選手なら、

何種類ものスーツを持っているらしいし、

各チーム、ミシンを持ってきていて、

直す場合もあるという。

これ、ちょっと規定より緩いから着替えてね、と言われたら、

どの選手もすぐに従うだろう。

なのに競技が終わってから、

抜き打ちで検査して、

ちょっと緩いから失格、って、騙し討ちに近い。


それでも何とか8位まで持ち直して2回目に進んだ日本は立派だが、

その失格のせいで2回目に進めなかったドイツの選手は、

責任を感じて自分を責め続けるだろう。


高梨選手にしたって、

失格を告げられた後は号泣していたそうだ。

当たり前だ。

それでも2回目に進めることになって、

メンタルはボロボロだったと思うが、

何とか気持ちを立て直して、

1回目には及ばなかったものの、

良いジャンプをしてくれた。

本当に労ってあげたい、と思うし、

立派だったと思う。


だが、それとこれとは別で、

こんなやり方は変えるべきだ。

W杯等では良くある話らしいので、

ジャンプの関係者は慣らされていて、

おかしいとは思わず、

仕方ないと思っているようだが、

これはW杯ではない。

一部の人しか見ていない、

単一競技の幾つもある大会ではない。

オリンピックなのだ。

4年に1度しかない、世界中の人が見ている大会で、

彼らは国を背負って闘っているのに。


今回、世界中の人が、

5人もの人が失格になる、という、

あり得ない展開の目撃者になったことで、

批判が集中するのではないか。

ガンガン批判されて、

もっとアスリートを尊重する制度に変えるべきだと思う。

特に、チームメイトがいる団体戦で、

このやり方は許せない。


競技前にチェックする、

それさえすればいいだけの話なのに。


本当に、失格者など誰もいない状況で、

各国のガチの勝負が見たかった、と思う。

失格者が相次いだ事で、

失格者のいなかったスロベニアの独走になってしまい、

緊張感も半減して、競技としては興醒めだった。

ジャンプの面白さを、普段見ない人にもアピールできる、

4年に1度しかないチャンスに、

こんなことを続けていたら、

ジャンプ競技に興味を持つ人が減ってしまうよ。




それにしても、メダルまで後一歩のところまで迫ったのはさすがだと思った。

最後の小林選手の大ジャンプを見た時は、

ひょっとしたら!?と期待した。

何とかメダルに届いていれば、

少しは高梨選手の救いになったか、と思うし、

皆、そう思って頑張ったのだろうな、とも思う。

残念だったけれど、素敵なチームだった。



男子はまだラージヒルがあるので、

小林選手らの大ジャンプに、もう一度期待したい。


頑張れ!ニッポン!!