本格的にウクライナへの侵攻を始めたロシア。
キエフが陥落するのは時間の問題、とも言われている。
軍事施設だけを狙った、とロシア政府は主張するけれど、
実際には民間アパートにロケット砲が撃ち込まれている映像が拡散している。
今は誰もが携帯を持ち、
いつでもどこでも撮影してネットに上げる事ができる。
中国のように監視の行き届いた国でさえ、
全てを完全に隠蔽するのは難しい。
ましてや、攻め込まれる被害国は、
積極的に世界に、その非道さを告発するだろう。
だが、結局国連は何もできない事が、
改めて浮き彫りになった。
5つの常任理事国に拒否権がある限り、
他国に攻め行る行為に対してさえ、
非難決議すらできない。
国連の存在意義って何なんだろう?
戦争で被害を受けた人に、
難民高等弁務官事務所が支援をするだけなのか?
いや、それだって必要だとは思うが、
そもそも難民を作らないように、
何故できないのだろう。
国と国の利益が相反するのは当然だ。
土地も物資も、少しでも多く得たい、と思うのは分かる。
だがそれを皆が無制限に主張し合えば、
結局最終的には力による奪い合いとなり、
弱者は搾取されるだけだ。
1か100か、ではなく、
話し合いで落とし所を見つけるのが、
外交というものだろう。
暴力による支配は、
新たな暴力を産むだけだと、
いい加減気がつけよ、と思ってしまう。
今回、プーチンは、
かなり周到に準備していたように思える。
そして、中国への手前、
もっと言えば習近平への手前、
北京五輪が終わったこのタイミングで開始し、
パラリンピックが始まる迄に、
ケリをつけようとするのではないか。
とすればこれからの1週間、
より苛烈な手段に出てくる可能性がある。
プーチンとしては、
今の政権を倒して、
間違ってもNATOに加盟したりしない、
言いなりになる傀儡政権を立てたいのだろうが、
すんなりいくかどうか。
余り強引なやり方に出れば、
内戦状態になることも考えられる。
いつも一番被害を受けるのは
権力には関係ない一般市民だ。
どれだけ意味も意義もない殺戮を繰り返せば、
人類は不毛な争いを止められるのだろう。
もはや溜め息しか出ない·····
