既婚者であることを隠して交際を続けたのは、
関係を結ぶ相手を自ら選ぶ「貞操権」の侵害に当たるとして、
会社員の女性がマッチングアプリで出会った男性に約780万円の賠償を求めた訴訟の判決で、
東京地裁は8日、貞操権侵害を認め、
男性に約150万円の支払いを命じた。
この男、「真面目なお付き合い」を希望する女性から婚姻歴を尋ねられた際、
独身で交際相手もいないと答え、
約4カ月の交際期間中、
複数回にわたって関係を持った。
ところが男性の妻が交際を知ることとなり、
SNSなどの連絡手段をブロックされて、
音信不通になったという。
女性はアプリのプロフィール欄に
「既婚者・彼女持ちお断り」と明記していたほか、
交際中も既婚者ではないことなどを繰り返し男性に確認していたが、
突然音信不通になった事を不審に思い、
探偵に依頼し、妻子のある既婚者と判明した。
この図々しい卑怯者は、
「女性とは婚姻前提の真剣交際ではなく、性交渉に及ぶだけの関係だった」などと反論したが、
裁判所は「客観的には、婚姻の可能性を前提とした交際であるとみるのが相当」として退けた。
退けられて当然だが、
現実にはこういう独身偽装に引っ掛かっても、
泣き寝入りする人が殆どだそうで、
この原告女性は、
「私の裁判例を役立ててほしい」と訴えているらしい。
こういう事件が起きると、
マッチングアプリに登録するのが悪い、という的外れな事を言い出す不届き者がいる。
だが現代は、結婚した人の4人に1人がマッチングアプリによる、という時代なのだ。
不倫目的で独身を装って登録する既婚者など言語道断で、
こういう輩には厳しいペナルティが必要だろう。
真面目に結婚を希望している人に対して、
失礼極まりない。
だが、マッチングアプリ側も、
もっと審査を厳しくすべきではないか。
自己責任で片付けるのは無責任過ぎる。
きちんとした結婚相談所等では、
登録時に独身証明書の提出が義務付けられているそうだ。
幾ら手軽なマッチングアプリでも、
既婚者を入れていたのではシャレにならない。
まあ中には不倫目的のマッチングアプリもあるそうで、
それは双方承知しているのだろうから勝手だが、
ちゃんと交際して、
ゆくゆくは結婚も視野に入れて、と思っている人に対して、
これでは詐欺に等しい。
こういう裁判がドンドン起きればいい。
軽い気持ちで不倫目的で登録した不心得者は、
バンバン訴えられて恥を晒せばいい。
妻子にも会社にも知られ、
肩身の狭い思いをすればいい。
そして損害賠償をガッツリ支払わされればいい。
それが普通になれば、
あわよくば、と考えていた人達は、
少し躊躇するだろう。
火遊びのつもりが火ダルマになるかもしれないのだから。
そういう意味でも、
この訴えた女性は勇気があると思う。
それでも事実が分かった後、
帯状疱疹を発症し、
適応障害にもなられたそうなので、
ショックとストレスの大きさが分かろうというもの。
たかだか150万貰った位で割が合うとは思わないが、
それでもこれで区切りがついて、
前に進めるようになればいいな、と思う。
次こそ誠実な人と出会って、
必ず幸せになって欲しい。

