張本がサンデーモーニングで、
大船渡高校の佐々木を投げさせるべきだった、と言ったらしい。
そこまではまあ、色んな意見があるのは分かるから許そう。
許せないのは、
大船渡の国保監督が、アメリカの独立リーグにいたから、
アメリカ流に考えているけど、日本は考え方が違う、
日本は投げて投げて力をつけるんだ、とほざいた事。
それは日本の考え方ではない。
張本のような「古い」日本の考え方なだけだ。
考えてみるがいい。
練習中は水を飲んではいけない。
張本までいかなくても、
我々世代ですら、
体育会系クラブはそう言われてきた。
だが今そんな主張をしたら、
頭がおかしい、と言われるだろう。
常識はどんどん変わる。
根性と闇雲な練習で強くなる、と信じていた人達は、
今の若い者は根性が足りない、
すぐに楽をしたがる、
我々の若い時はああだった、こうだった・・・
とやたらと主張する。
だが、今や科学トレーニングの時代なのだ。
今日、水泳の個人メドレーで二つ目の金メダルを獲った瀬戸大也選手は、
抗乳酸トレーニングというのを取り入れて、
疲れて筋肉に乳酸が溜まってきても、
最後まで泳ぎきれる体にしたらしい。
水泳も、昔はただ単に距離を泳いでいただけだろう。
だが、それでは体の仕組みを解明して、
どんどん論理的な練習を取り入れている欧米に勝てるわけがない。
基礎体力だけで勝てる力は日本人には無い。
マラソンの高地トレーニングもそうだが、
最も理に叶った効果的な方法を、
世界中が探しているのだ。
そんな時代に、
「投げて投げて力をつける。」
「体で覚えて大成した投手はいくらでもいる。」
ですか。
確かに大成した投手はいただろう。
無茶苦茶やっても壊れない頑健な体を持っていれば。
けれどそれを凌駕する多数の、
キチンと管理すれば大成したであろう、
潰された投手が存在したはずだ。
最早張本は老害でしかない。
運動能力の優れた若者の殆どが、
野球を選択した時代は終わった。
ただでさえ野球人口が減っている現状に危機感のひとつも持たず、
少年達の夢となりうる宝を、
潰してしまったかもしれない選択を、
大声で主張する老人は、もう要らない。
一刻も早く退場して頂きたい。