梅雨の晴れ間は貴重なので、6/10は180mmの小さな鏡筒のみ持参し、間隙を縫って近場の篠山に出撃。終夜快晴になったが、やはり大芦高原(岡山県美作市)に比べると阪神間の光で南が明るく、淡い天体には不適。若干風強し。
今日の写真はいて座スタークラウドと呼ばれる夏の天の川の中でも、特に明るい部分です。 このあたりは、暗黒星雲が入り乱れ(暗黒星雲についてはこちらを参照)「バンビの横顔」とも呼ばれ、子鹿の頭から首のような形に見えます。天体写真の超人気の対象です。
目のように見える2つの暗黒星雲は,西側がB92,東側がB93と呼ばれています。また,この恒星雲を馬の横顔に見立てたときの喉元に相当する部分に,円形のピンクの散光星雲IC1283が見えます。 その位置から「バンビの首飾り」という可愛らしい愛称があります。
最近増えているのか、遠征したら必ず出会うバンビちゃん、特に朝方は多く、何度もぶつかりそうになってしまいます。
【バンビの横顔(いて座)】
左上の星雲は有名なM17(オメガ星雲)
日時: 6/11 0:43~ 300sx12FR (60分)
鏡筒: ASKAR FMA180PRO 180mm f4.5
カメラ:ZWO ASI 2600MC DUO(オートガイド)
赤道儀:ZWO AM5 ガイド鏡:タカハシ208mm(ASI120MMmini)
フィルター:CBP(サイトロン)
画像処理:PIXINSIGHT
撮影地:兵庫県 丹波篠山市
※久しぶりにFMA180を使用(口径40mmだが星像はシャープ)
※恒星の色合いを重視しCBPフィルターを使用、少し色が派手過ぎたかな?
※BXTがエラーで動かなくなった!最近BXT頼りなので大ピンチ(がんばって英語で開発元へ問い合わせ中)