不動産WEBニュース -7ページ目

マンション供給好調

マンション供給、今後も増加基調

不動産経済研究所の調査によると、9月に首都圏で供給された新築マンションは3183戸で、8カ月続けて前年実績を上回った。同研究所では、「10月以降は秋の商戦も本格化し、増加基調は続くだろう」と分析している。

1戸当たりの平均販売価格は5024万円。前年を11%上回った。比較的価格の高い東京都区部のシェアが54.9%と高水準だったことが影響した

契約率は74.9%で、好調の目安となる70%以上のラインを今年に入ってから9カ月連続上回っている
10月の供給については、前年を300戸程度上回る3700戸前後の予想。

なお、10年上半期の首都圏のマンション供給量は2万1702戸(前年比24.5%増)だった。上半期として前年実績を上回るのは05年度以来のこと
                            (10年10月14日住宅新報web)

どんどん増える仮想住宅展示場

バーチャルでの住宅展示がここ最近とても多くなってきました。
各社様々な手法での物件のアピールを行っております。今回は2つの記事をご紹介。


ネットのバーチャル住宅展示場に新営業手法を導入 トヨタホーム


トヨタホームは、トヨタ自動車がインターネットで運営する3次元仮想都市「トヨタメタポリス」に出展している「トヨタホーム・バーチャル住宅展示場」で新たな営業手法を10月8日から始める。


営業スタッフと顧客がそれぞれのパソコンからアバター(インターネット上の仮想の分身)を使って、直接顔を合わせることなくチャット方式で商談が行える仕組み。同社営業エリア全国27都府県の販売店の総勢105人のスタッフが対応する。

同社の仮想住宅展示場では、住宅購入検討者がインターネットで自分の身長や体格を設定できるアバターをマウスで操作しながら、実際のモデルハウスのようにバーチャルモデルハウスの室内や屋外を見学することができるようになっている。


6月のオープン以降、新規来場者のペースが月間1万人で推移。これを通じて、現物のモデルハウスの見学予約や、営業拠点での商談予約が着実に伸びているという。成約も出始め新しい顧客との接点が創出できたとの判断から、利便性の高い営業対応として導入する。


参考:『トヨタメタポリス』

バーチャルオープンハウス、iPhone・iPadで公開 三井不動産販売


三井不動産販売は、既存住宅流通事業「三井のリハウス」のiPhone・iPad専用サイトで、「バーチャルオープンハウス」を10月6日から公開する。


パソコンサイトで提供している、掲載物件の室内を180度見渡せるパノラマ画像配信サービスを同社のiPhone・iPad専用サイトで公開するもの。画面タッチ操作で画面を拡大することができ、物件の詳細なチェックが可能となる。

10月1日時点で、同サイトには5000物件が掲載されている。


参考:『三井のリハウス』

                           (10年10月7日住宅新報web)

めやす賃料表示スタート

賃貸住宅募集に「めやす賃料表示」、全国で正式スタート 日管協

 不動産WEBニュース

日本賃貸住宅管理協会(三好修会長)は10月5日、賃貸住宅の賃料等表示に係る全国統一の独自制度めやす賃料表示を全国で正式にスタートした

同制度は、全国各地で商習慣などの違いによる賃貸借契約時のトラブルを未然に防止する取り組みとして、同協会が今年秋の導入を表明していたもの。

スタート時は、主にサブリース会社を中心とする全国の会員会社16社、管理戸数にして約100万物件で導入がスタート。現在準備中の企業も多く、順次、導入会員は増える予定だ。協会では、会員以外の普及も積極的に進めていく考えで、来年春のシーズンを前に市場への早期浸透を図っていく。

同協会によると、制度導入にあたっては、アドパークコミュニケーションズ、アットホーム、ネクスト、ヤフー、リクルートの主要ポータルサイトの協力も得られたという。今後、賃貸物件を扱う主要メディアで、「めやす賃料を表示した募集物件が広まっていくことになる

めやす賃料表示は賃料共益費管理費敷引金礼金更新料を含み賃料等条件の改定がないものと仮定して4年間賃借した場合の1カ月当たりの金額を募集チラシや物件情報誌、ウェブ広告などに説明文と合わせて表示する仕組み。定期借家契約の場合は契約期間が対象となる。

                             (10年10月5日住宅新報web)