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わたしの住みたい夢のECOハウス

学生から賃貸住宅のアイディア募る「JPM学生コンテスト」授賞式を初開催/日管協


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講評する審査委員長の岩村氏と受賞者(向かって左)

(財)日本賃貸住宅管理協会東京支部は20日、草月会館草月ホール(東京都港区)にて、学生から賃貸住宅のアイデアや企画を募る「第1回JPM学生コンテスト」(審査委員長:岩村和夫東京都市大学教授)の授賞式を開催した。

同コンテストの今回のテーマは「わたしの住みたい夢のECOハウス」。

大学(短大・大学院を含む)、高等専門学校の4~5年生ならびに専修学校専門課程の在学生を対象に、新しい価値とオリジナリティのある賃貸住宅のアイデアを募集し、応募数22作品の中から、最優秀賞1点(賞金20万円)、副賞4点(同8万円)が選ばれた。

最優秀作品賞に選ばれたのは善野浩一・山田英恵さん(東京大学大学院)の「もちあるく夢の箱」。
人が入れ替わる賃貸住宅では、原状回復などによって部屋をゼロの状態に戻す行為自体が、エコではないのではないかという視点にもとづき、住まうための箱と、いろいろなまちに点在する箱をはめ込むためのスケルトンを提案、ポータブルな居住空間を提案した。

また、「アットホーム賞」に、池田真人・荒井亮蔵さん(日本大学大学院)の「みんなの大きな家」が、「住宅新報社賞」に大野佑太さん(日本大学大学院)の「集い、住まう、中空階」が、「ネクスト賞」に松本なつきさん(国際デザイン・ビューティーカレッジ)の「橋の家~風の通りみち~」が、「リクルート賞」に、野見山周作さん(鹿児島大学大学院)の「農業系集合住宅」がそれぞれ選ばれた。

審査委員長の岩村和夫氏は、「賃貸住宅とエコというどちらも難しいテーマであったと思うが、それを一つのプランにまとめあげていくという至難の業に正面から取り組んでもらった。これから社会に出て行く学生諸君には、ぜひここで考えたこと、心がけたことを忘れないでほしい。また、こうしたコンテストは1回で終わらせるのではなく、いろいろな課題を掘り下げたテーマを掲げ、続けて開催していくことができれば、大きなムーブメントとなるのではないだろうか」とコメントした。
                            (09年10月21日R.E.port)

日管協が初めて開催した、学生から賃貸住宅のアイディアを募る「JPM学生コンテスト」です。
学生の自由な発想で賃貸住宅とエコという両面からの問題に取り組んだもので、これをきっかけに、より多くの将来有望な若者たちがこういった問題に関心をもってくれればと思います。

マンション購入は「竣工前」希望

7割弱が「竣工前」希望 アトラクターズ調べ

不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボの調査によると、マンションの購入検討者は「竣工前の物件」を希望する割合が高いことが分かった。ただ、実際の市場には竣工前物件は3割弱しかなく、消費者の意向とは逆のマーケットが形成されている状況だ。

同社のインターネットサイト「住まいサーフィン」会員に対し、直近3カ月間に新築マンションの販売センターを訪れたことのある人を対象にアンケート調査した。有効回答数は173件。

購入したい物件が1件以上あった人(117人)を対象に、「最も購入したいと思った物件」の竣工時期を確認すると、「竣工前の物件」と答えた割合は66.7%に上った。一方で、09年8月時点に首都圏で販売中物件の竣工時期を調べると、73.7%が竣工済みで竣工前は26.3%に留まる結果となった。

なお、「購入したい物件がなかった」と答えた割合は32.4%に上り、08年4月の調査開始以来7回目で、初めて3割を超えた。

                             (09年10月20日住宅新報)


アトラクターズラボの調べたマンション購入検討者に対する意識調査です。

買い手は「新しいのが欲しい」
売り手は「古いのを処分したい」

新しいのばかりが売れ、古いのは残る

売り手は古いのを処分すべく、ますます新しいのを減らしていく

という悪循環が起きていますね。
不動産市場そのものの低迷と「物件あまり現象」が伝えられるにおよび、買い手側が「色々な設備が整った新しい物件」「自分の想いを反映できる・融通が利く物件」を強く求める傾向にあるようです。新設住宅戸数の低迷は(景気の大規模な回復が無い限り)まだまだ続くんじゃないでしょうか。

ゼンリンのいつもNAVIに不動産コンテンツ追加

「いつもNAVI」にコンテンツ提供 NTTデータ

不動産情報ポータルサイト「HOME4U(ホームフォーユー)」を運営するNTTデータはこのほど、ゼンリンデータコムが運営するルート検索・地図サイト「いつもNAVI」に「不動産売買」と「賃貸経営」のコンテンツ提供を開始した。

「いつもNAVI」は、ゼンリンの地図を使って目的地までのルート検索が可能な地図サイト。30歳代から40歳代の利用者が多く、転勤や住み替え、賃貸経営を検討するユーザーの利便性を向上させる。

NTTデータは、今後も各ポータルサイトとの連携を図り、11年までに参画企業社数5,000社から6,000社、サイト利用者150万人を目指している。

                          (09年10月16日週間住宅online)

参考:いつもNAVI「不動産売却・賃貸経営のコンテンツを開始」

データコムが運営するルート検索・地図サイト「いつもNAVI」に「不動産売買」と「賃貸経営」のコンテンツが加わりました。

コンテンツ内容は以下の通りです。

不動産売却
a.. 一括査定サービス
b.. スピード売却サービス
c.. 売却相談
d.. 周辺の売り出し事例
e.. 購入希望者検索
f.. 不動産売却の手引き
g.. 不動産売却に関するFAQ

賃貸経営
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(賃貸仲介、賃貸管理・プロパティマネジメント、サブリース、リロケーション、土地有効活用)
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