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中古マンション・戸建ての成約件数が好調

中古マンション・戸建てとも成約件数が前年比2割超/東日本レインズ


(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける2009年10月度の市場動向を発表した。

同月の首都圏における中古マンション成約件数は2,804件(前年同月比23.4%増)と大幅な増加を記録。8ヵ月連続で前年を上回る結果となった。

エリア別では、1都3県そろって2ケタの増加となり、特に埼玉県では4割近い増加となった。

成約平均価格は、1平方メートル当たり37万7,900円(前年同月比▲2.0%、前月比0.1%増)。1戸当たりは2,487万円(前年同月比▲1.4%、前月比0.7%増)。どちらも、前月比では2ヵ月ぶりの上昇となった。

中古戸建住宅の成約件数も957件(同23.3%増)と、前年同月比7ヵ月連続の増加。成約平均価格は3,058万円(同▲1.4%)と、3,000万円台に回復した。

                           (09年11月10日R.E.port )

リーマンショックで市場が急激に冷え込んだ昨年の反動もあり2ケタの大幅増となりました。件数ベースでは不動産市場が好調だった一昨年の水準(2660件)を上回るなど需要の堅調ぶりが目立っています。


一方、首都圏新築戸建住宅の成約件数は311件(同2.8%減少)で、4カ月連続の減少となっており、はっきりと明暗が分かれています。

賃貸集合住宅の地デジ対応

地デジ対応、賃貸住宅の遅れ懸念 
総務省調べ

総務省が11月6日に発表した地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査によると、「地上デジタル放送対応受信機」の世帯普及率は69.5%で、3月に行った前回調査(60.7%)から8.8ポイント増加した。

また、集合住宅における共同受信施設の地デジ放送対応状況について、分譲集合住宅居住者の75.7%が「対応している」と答えた。「対応していない」は5.1%
そのうち、「改修工事中」(10.6%)、「管理組合で話し合いを行うなどしている」(28.9%)を除く、60.5%が「改修工事や管理組合での話し合いなど進んでいない」(23.5%)もしくは「わからない」(37.0%)と答えている。

一方、賃貸集合住宅の居住者は「対応している」との回答が52.5%に留まり、11.0%が「対応していない」と答えた。「対応していない」と回答した人のうち、「改修工事が開始されておらず、所有者から改修する旨の連絡もない」(56.5%)と「わからない」(26.3%)を合わせると、82.8%にも上っている。

同調査は09年9月、全国の15歳から80歳未満の男女を対象に実施。1万2,864件の有効サンプルを得た。

                              (09年11月10日住宅新報)

まだまだ先の事と思っているとあっという間です。必ず行わなければいけない事ですが、集合住宅の場合はなかなか改修にかかる費用をすぐに工面するのも難しいと思います。

集合住宅の地デジ改修の助成金等、国や自治体からの補助をうまく利用して、管理会社や大家さん、オーナーさんが一丸となって対応していかないと、期日までの全世帯普及は難しいと思います。

ちなみにアナログ放送2011年7月24日まで、2011年7月25日以降は地上デジタル放送です。

6ヶ月ぶり金利上昇

フラット35金利 6カ月ぶりに上昇 住宅金融機構

住宅金融支援機構がまとめた「フラット35」11月の適用金利は、返済期間21年以上35年以下型で2.69~3.64%となった。前月に比べ最低金利、最高金利とも0.05ポイント上昇した。金利上昇は6カ月ぶり

                        (09年11月5日 住宅情報online )

他にも20年以下のローンでは最低金利は年2.47%と同0.02%上がっており、いずれも上昇は今年5月から6ヶ月ぶりとなります。