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ネット販売専用住宅の増加

ネット販売住宅の新商品「メイキングホーム」を発売 ミサワホーム

ミサワホームはインターネット経由で販売する木質系戸建て住宅の新商品「メイキングホーム」を発売した。ネット販売の専用商品で、1階はピロティ形式、2階はLDKや寝室などを配置できる大空間とし、顧客自身がサイト上で自由に間取りなどを検討できるようにした。販売経費が削減できるため、従来の商品より価格を約1割下げた。総合住宅展示場に加える新たな販売チャネルとして、ネット販売に力を入れる考えだ

間仕切りの仕方や用途の違いによるゾーンの使い方を組み合わせた推奨プランも多く用意。仕様や設備などの選択肢も充実させた。ロフトが付いており、収納などに生かせる。

参考: ミサワホーム「メイキングホーム」

                         [10年1月18日 日経住宅サーチ]


近年、ネットの普及やライフスタイルの変化などによって消費形態が多様化していますが、ミサワホームも従来の総合住宅展示場偏重型のビジネスモデルからの転換を図り、分譲展示場の展開やホームページ(以下、HP)の活用などにも積極的に取り組んでいくそうです。

住宅版「エコポイント」その5

住宅版エコポイント、追加改修に活用OK リフォーム需要開拓

政府は14日、環境に配慮した住宅の改修や新築にポイントを与える「住宅版エコポイント」の詳細を固めた。環境に配慮するための改修で取得するポイントについては、同時に実施する台所や浴室の改修といった環境対策以外の費用にも充てられる仕組みを導入。使い勝手の良い制度とすることで利用を促すとともに、幅広いリフォーム需要の開拓につなげる。

住宅版エコポイントは省エネ家電のエコポイント制度を参考に、2009年度第2次補正予算案に1000億円が盛り込まれた。改修や新築で、断熱効果の高い窓や壁などを採用したり、バリアフリーの設備を取り付けたりした場合に、商品券などと交換できるポイントを発行する。すそ野が広い住宅業界を支援することで、環境保護と景気浮揚を同時に進める狙いがある。

                      (10年1月15日 日経ネット住宅サーチ)

今までポイントで使えた項目は…

a) 省エネ・環境配慮に優れた商品
b) 全国で使える商品券・プリペイドカード(商品の提供事業者が環境寄附を行うなど環境配慮型のもの、公共交通機関利用カード)
c) 地域振興に資するもの(地域商品券、地域産品)
d) 環境寄附

上記項目に、環境に配慮した改修を行って得たポイントなら、環境対策以外での改修費用にも充てられるという今回の仕組みがプラスされました。
使い勝手は抜群によくなったと思うのですが、エコ視点から若干ずれたような・・・?景気浮揚のために潜在層の後押しをしたいということでしょうか。なんにせよ使い勝手が良くなるのはいいことです。

オフィスビル空室率事情

京都を除く全エリアで空室率上昇 CBRE

  不動産WEBニュース

シービー・リチャードエリス(CBRE)はこのほど、09年12月期における全国主要都市マーケット動向を発表した。

それによると、12都市・13エリアのオフィスビル空室率は、横ばいだった京都市を除く全エリアで09年9月期より上昇する結果となった。

空室率が一番低いのは、「東京23区」で6.5%。09年9月と比較すると0.9ポイント上昇した。一番空室率が高いのは、「金沢」で24.8%。09年9月期と比較すると2.7ポイントの上昇となった。

平均募集賃料については、「広島」のみが09年9月期と比べ0.5%上昇したが、それ以外の全エリアで下落となった。09年09月と比較し最も下落したのは「神戸」で4.1%の下落となった。

参考: シービー・リチャードエリス(株)
                               (10年01月14日住宅新報)