ニーズの把握が重要
リクルート、21C.住環境研が首都圏・賃貸住宅の入居者ニーズ調査 部屋の広さよりも「バストイレ別」を希望
リクルートと、不動産管理会で構成する「21C.住環境研究会」が6月11日に発表した「首都圏賃貸住宅市場における入居者ニーズと意識調査」結果によると、部屋の広さよりもバストイレ別の間取りを求めていることが分かった。同じ広さの1Kタイプとして「6畳+バストイレ別」と「7・5畳+バストイレ一緒」の部屋ではどちらを好むか聞いたところ、77.3%が「バストイレ別」を選択した。
また、必要な設備・仕様については、トップは「備え付けエアコン」(68.2%)。次いで「バストイレ別」(61.3%)、「ガスコンロキッチン」(45.6%)だった。世帯別でみると、二人・ファミリー世帯では「独立洗面台」のニーズが強く、一人暮らしの女性では「2階以上の部屋」の回答が多かった。
(10年6月14日住宅新報)
エコ活動への気づきを与えるサイト
「エコ活動」テーマのサイトを開設
三井不レジデンシャル
三井不動産レジデンシャルは、家庭の日々の暮らしのエコ活動をテーマとしたウェブサイト「すまいのECOチャレンジ」を開設した。
家庭内消費エネルギーによる二酸化炭素排出量を算出する「環境家計簿」や、課題をクリアすることでエコ商品と交換できる「ECOチャレンジ」で構成。また、参加世帯中の環境貢献度ランキングや参加者の取り組み状況・コメント表示など、参加者同士のコミュニケーション形成についても工夫した。
同サイトは、氏名・住所などを登録し無料で利用できる。
参考:「すまいのECOチャレンジ」
(10年6月9日住宅新報)
参加世帯中の環境貢献度ランキングや、参加者のコメントなどを表示していくことで、同社分譲住宅の入居者やウェブサイトユーザーなどに、エコ活動への気づきを与えるサイトです。
投資用物件は今が一番の買いどき?
個人投資家、物件への意欲回復 野村不動産系
野村不動産ホールディングス子会社の野村不動産アーバンネット(東京・新宿)は9日、投資家を対象にしたアンケート結果を公表した。投資用物件を「今が買い時」と答えた人は57%と前回調査(昨年5月)より5ポイント上昇。不動産価格に対する見方も「既に底打ち」とみる人が前回から21ポイント上がり41%となった。
調査は同社が個人投資家を主な対象としたインターネット上の投資用物件情報サイト「ノムコム・プロ」の会員約1万6000人に5月聞いた。
(10年6月10日 日経住宅サーチ)
「間もなく買い時が来る」と合わせて約85%の投資家が現在のマーケットを「買い時」と回答しています。
今後購入したい物件は、「区分マンション」が前回調査より10%増加し52.0%。続いて「一棟マンション」48.9%、「アパート」45.7%(複数回答)。
予算も「1,000万円未満」「1,000万~3,000万円未満」の回答が増加。前回調査と比較すると、投資物件の非保有者(購入検討者)がこの数字を押し上げ、背景には、手ごろな価格のワンルーム投資から始めたいという新たな層がこの1年間で増加したと推測されます。