投資用物件は今が一番の買いどき?
個人投資家、物件への意欲回復 野村不動産系
野村不動産ホールディングス子会社の野村不動産アーバンネット(東京・新宿)は9日、投資家を対象にしたアンケート結果を公表した。投資用物件を「今が買い時」と答えた人は57%と前回調査(昨年5月)より5ポイント上昇。不動産価格に対する見方も「既に底打ち」とみる人が前回から21ポイント上がり41%となった。
調査は同社が個人投資家を主な対象としたインターネット上の投資用物件情報サイト「ノムコム・プロ」の会員約1万6000人に5月聞いた。
(10年6月10日 日経住宅サーチ)
「間もなく買い時が来る」と合わせて約85%の投資家が現在のマーケットを「買い時」と回答しています。
今後購入したい物件は、「区分マンション」が前回調査より10%増加し52.0%。続いて「一棟マンション」48.9%、「アパート」45.7%(複数回答)。
予算も「1,000万円未満」「1,000万~3,000万円未満」の回答が増加。前回調査と比較すると、投資物件の非保有者(購入検討者)がこの数字を押し上げ、背景には、手ごろな価格のワンルーム投資から始めたいという新たな層がこの1年間で増加したと推測されます。